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不登校の原因を言語化するのは難しい

おかげさまで、うちの子は中学2年生になりました。

こどもは話をすることが苦手になりました。

小さい頃は自宅で話すことはできていましたが、自宅外では確かに場面緘黙がありました。

同じ車に、母や妹、妹の子どもと、私と子どもが一緒に乗っていても、緊張するためか、質問されても答えることが難しかったんです。
それでも自宅に着いた途端に元気になり、同じメンバーとも話せていました。


今は会話する意欲がなかなか湧きません。

調子がいいときは、どうしてこうしてあーした、と説明できます。
そんなときは、あとから、あの時はしゃべれたよ、と伝えます。
その場で褒めてあまり大袈裟にしたくないので、後で褒めています。

会話する楽しさをどうやって見つけるか、というのが課題です。


不登校の原因はいろいろあると思います。

常日頃からこどもは、しゃべろうとしていないらしく、先生方から原因は何だ?、と尋ねられても何も言えません。

頭の中で考えたことをまとめて話をすることが難しいようです。

うちの子の場合、友達関係も薄れているし、勉強は遅れすぎています。
学校に行けないことで、友達や先生からどう思われているか、気にしています。


不安が強いです。
私と夫は心配症で、同居していた夫の母も心配症でした。
あんまり心配し過ぎたのはよくなかったです。

こどもをもっと信じて、「〇〇(名前)なら大丈夫」と背中をポンと押してあげればよかったのかもしれません。


こどもがありのままの自分を認めることができるように努めたいです。
どんな自分でもOKが出せたらいいと思います。
学校に行っても行かなくてもいいです。


大事なのは、こどもが自分には生きる価値があると思えること、今は13歳なので、周りのたくさんの方々に無条件に支えられて生きているということです。

今は支えられている立場ですが、そのうち誰かを支えられる人になれたらいいです。

支えると言うより、そばにいるよ、って感じかな。

困っていることを人に伝えて助けてもらい、恩返しができればいいです。
お互いさまの精神で。


話がそれてしまいましたが、不登校の原因を本人が話し、それを解決するだけで学校に行けるようにはならないです。
いろんなことが複雑に絡み合っています。



不登校の原因を問い詰めるのは、はっきり言って止めたほうがいいです。
本人を追い詰めることになるかもしれません。

でも原因をさぐるのは大事だと思います。


今月から通級指導教室に通えることになりました。

たくさんの方々のお力添えがあり、たくさんの痛みもありました。
この貴重な機会を与えていただいて、ありがとうございます。

なるべく無駄にしないようにがんばります。
週に2時間ですが、そこだけでも学校に行って、療育や学習ができたら嬉しいです。
ジワジワいきます。
ならし運転です。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。
みなさまにとられましても、今日も明日も幸せな一日でありますように🍀