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ワインは友達!こわくない!『ワインリテラシーとテイスティング入門』◆書評’19#11

今年は、読んだ本の感想を全てnoteにメモしていきます。
2019年11冊目は、『ワインリテラシーとテイスティング入門 』です。

実はこの本、僕の大学の同級生である奥村君が書いたKindle本であります。

彼は京都大学農学部で土壌の研究をした後、ワイン造りを学ぶためヨーロッパに留学し、現在、フランスやドイツでワインの勉強をしています。
まあ要するに、美味しいお酒が好きな楽しい若者です。

さて、皆さんはワインはお好きでしょうか?

「好きではあるけど、ワインって難しいんだよね~」という方が多いのではないでしょうか。

僕もワインはそれなりに好きで、いろんな種類のものを飲んだこともあるのですが、やはりワインは、なんとなく敷居が高いものだというイメージがあります。
高いものはウン十万もするような世界で、どんなワインが「良い」ワインなのかも分かりませんし、
ブドウの品種に産地、あとビンテージとか温度とか、正直よく分からないですよね。

そういうことをしっかり勉強していないと、ワインに詳しい人に馬鹿にされそうな雰囲気もあるので、軽率に感想を口にするのもちょっと緊張します。


そんな僕と同じような考えを持っている方にオススメしたいのが、
この『ワインリテラシーとテイスティング入門 』です。

奥村君は、本場フランスでワインを学んでいますが、
決して難しい専門知識を世に広めたいわけではありません。
むしろワインが好きだからこそ、もっと気軽に楽しんでもらいたいのです。

そのため本書では、ワイン本としては珍しく、
製造工程や産地、品種などの専門知識・用語には一切触れていません
ソムリエ等の専門的な資格を取るのが目的でなければ、純粋に飲み物としてのワインを楽しむのにそんなものは不要ですからね。

単なる消費者である我々が、ワインというお酒を気兼ねなく楽しむための最低限の考え方・姿勢を、分かりやすく教えてくれています。

非常に読みやすい文章で、サクッと読めます。
友人の著書ではありますが、そうでなくても素直にオススメできる一冊です。
単品で250円Kindle Unlimited読み放題会員なら無料です。

タメになる度 :★★★★☆
文章の読み易さ:★★★★☆
分かりやすさ :★★★★★
総合オススメ度:★★★★★


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