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栄養補助食品を伝える上で大事なこと

こんばんは。

自分自身がサプリメントをはじめとした栄養補助食品も取り扱っていることもあり、
最近こんな感じの質問をよく受けます。

「高血圧に効くサプリはどんなのですか?」
「下痢を改善する補助食品はありますか?」

みたいな。

実はこれ、気をつけてほしいポイントでして。

結構、栄養の話と薬の話を混同されている方が多いんです。😅

その結果、薬と同じ感覚で栄養の話やアドバイスを捉えている方が多くて、
結果的に栄養補助食品=薬となる人が増えている
気がしています。🤔

薬学と栄養学

そもそも、どう違うのか?

「薬学」
人の回復を手助けする”薬”について勉強する学問。
病気に対して治療薬を開発したり、副作用について調べることがメイン。
→対象はあくまで病気と薬の関係

「栄養学」
人が健康に生活/成長していくために必要不可欠な食品等に含まれている”栄養”について学ぶ学問。
人の体内に摂取された栄養素がどのように生かされるのかというのがメイン。
→対象はあくまで人と栄養の関係

なので、高血圧も下痢も病気によって起こる”症状”になるので、
その症状に対して働きかけるのは”薬”になります。
そうなると、高血圧だったらカルデナリン錠とかそういうのがヒットします。
→自分は薬剤師ではないので、あくまで参考として載せます。

んじゃぁ、栄養は?ってなると、
例えば高血圧であれば、
1番有名な原因として「食塩の摂りすぎ」になります。
なので、栄養学のアプローチとしては
①塩分の摂取量を減らす
→調味料を減らす、ブランドチェンジする等
②ミネラルをしっかり摂る
→例えば、塩分の主成分のナトリウムを排出するカリウムを多く含む食品を足す等
③運動の習慣を増やし、水の摂取量を増やす
→汗で塩分を体外に出す。
と、いった内容になります。

ね、違うでしょ。

栄養について考える時に大事なこと

なので、薬学でしたら症状に対してクローズアップするので、
効果効能を謳うことができます。
だからこそ、薬剤師という資格は国家資格だったりするわけです。
なにせ、症状にダイレクトに効く分、リスクもあるわけで。
クスリを逆から読むとリスク
なんていう例えもありますが、本当にうまく言ったなと感心します。
→最近、話した循環器内科のDr.の方も同じ話されてて驚きました笑

そうなると栄養学はどう活かすのか?

まず、第一に「この症状にはこの栄養が効果出るよ!」
っていうのはやめましょう笑

なぜかというと症状が出ている原因の一つとして考えられるのが
あくまで「その症状が発生する時はこの栄養素が不足していることがある」
と、いう感じなので
『必ずしもその栄養素を足したら治るという保証はない』
と、いうことになります。

ん?じゃぁ、栄養にこだわるのって保証ないんだったらやらんで良くない?
って思う人。
こういう方が後々後悔します笑

そもそも、病気や症状は本来出ないんです。
身体が正常であれば。

車に乗ってて、少し走ったら常に警告ランプ点く状態とか嫌じゃないですか???
「あ〜、うち、いつもこんなんなのよ。」
「だから、こう言う時はそこのディーラーで応急処置でランプ消してもらうの」
「みんな、こんな感じみたいだから、まぁしゃ〜ないよね。」

「いや、直せよ!!!笑」
「せめて、再発しないようにしろよ!!!笑」

って思いません?笑

人には自然治癒の力があるので、最終的にはその力で治ります。
ですが、機械だったらそうはならないですよね。

んで、治せるものにも限度があります。
ちょっと熱でたとか、少し血圧高いならまだいいんです、体の力で戻せるから。

でも、戻せなくなると???

致命的です。

そうならないためにも、身体の不調のサインという警告ランプに蓋をしないで、
今自分の身体に何が起きているのか?
そして、それは何が要因で起きたのか?
それに対してどのような習慣を改善すればいいのか?

そういう風に考えた時に初めて「栄養学の必要性」が見えてくるのではと思います。

なので、栄養のことをお伝えするときに大事なことは、
『相手の立場に立って、相手のことを想う」

そうすると、単純にこの栄養を摂った方がいいよ!
って話ではなく、
もっと深い、その人が持つ問題の根底が見えてきて、
本当にその人が喜ぶ提案ができるんじゃないかなと思います。(^^)

もし、そこが見えなくて困っていましたら、
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お試し無料で行っているのでお気軽に公式LINEからお問い合わせくださいな。


ではでは〜

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