松坂夏海(なつ)

1977年生まれ。田舎の隅っこに生息。へっぽこ詩人。詩は全て創作(オリジナル)でフィク…

松坂夏海(なつ)

1977年生まれ。田舎の隅っこに生息。へっぽこ詩人。詩は全て創作(オリジナル)でフィクションです。特技は、方向音痴/早とちり。眠るの大好き。ボケーっとしていたい症候群。本もそこそこ読みます。そして面倒くさがり。

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最近の記事

. もう 後悔はしたくないから チクリとさす痛みも 誰かのためだけの笑顔も それでも、いい まだ風は冷たいけれど 震える指先で あなたに会いたい、と

    • 今日は水曜日かぁ、とぼんやり今日を眺めている。明日は木曜日だなと思ったところで、明日これといって予定がある訳でもない。いつもと同じような一日をたぶん重ねていくだけ。可もなく不可もなく。だけど、たぶん、それでいいんだろう。天気予報を少し気にして、今日の一日に蓋をした。

      • . 悲しいかもしれない でも 悲しくないかもしれない 二人の始まりも終わりも 二人だけのもので いつか、また なんて 曖昧な約束だけれど それも 全部 全部 二人にしかわからないことで 二人だからわかることで

        • . 使い古された ラブ・ソングは もう くたびれていて 言えずに終わった恋が 後悔に変わっていく それでも 今日も今日が過ぎて 忘れてしまった泣き方を 思い出そうとしている 夜は深いまま、で

        . もう 後悔はしたくないから チクリとさす痛みも 誰かのためだけの笑顔も それでも、いい まだ風は冷たいけれど 震える指先で あなたに会いたい、と

        • 今日は水曜日かぁ、とぼんやり今日を眺めている。明日は木曜日だなと思ったところで、明日これといって予定がある訳でもない。いつもと同じような一日をたぶん重ねていくだけ。可もなく不可もなく。だけど、たぶん、それでいいんだろう。天気予報を少し気にして、今日の一日に蓋をした。

        • . 悲しいかもしれない でも 悲しくないかもしれない 二人の始まりも終わりも 二人だけのもので いつか、また なんて 曖昧な約束だけれど それも 全部 全部 二人にしかわからないことで 二人だからわかることで

        • . 使い古された ラブ・ソングは もう くたびれていて 言えずに終わった恋が 後悔に変わっていく それでも 今日も今日が過ぎて 忘れてしまった泣き方を 思い出そうとしている 夜は深いまま、で

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        • 詩集/透明な手紙
          13本
        • 詩集「声を聞かせて」
          144本
        • 散文、あるいは小説のような
          9本
        • 写真詩集
          57本
        • 本棚
          38本
        • 宝物のノート。
          10本

        記事

          . どうした、なんて 聞かないでいて あなたの横顔に 見惚れていたなんて 言えはしないから だから そのまま 明日を見ていてよ

          . どうした、なんて 聞かないでいて あなたの横顔に 見惚れていたなんて 言えはしないから だから そのまま 明日を見ていてよ

          . 忘れそうなラブソングを また 引っ張り出してきて 夜の端で 泣いている きっと 好きなのは あなたじゃなくて 恋をしている、私

          . 忘れそうなラブソングを また 引っ張り出してきて 夜の端で 泣いている きっと 好きなのは あなたじゃなくて 恋をしている、私

          恋は

          . どうしたって あなたを 追いかけてしまうのでしょう 忘れようとするたび なにかに急き立てられるように 必死で思い出しては また あなたを思うのでしょう 卒業出来ない、なんて それっぽいことを 言ってみたところで ただ ただ 恋に 酔っていたいだけなのかもしれません これだから、恋は

          . 明日のあなたは 明日 教えて とりあえず 今日の あなたを 知りたい 今のあなたを 知りたいと思うのです

          . 明日のあなたは 明日 教えて とりあえず 今日の あなたを 知りたい 今のあなたを 知りたいと思うのです

          . 聞き飽きた言い訳を 今日も 受け入れて 眠りにつく 手放せばいい、のに 最後の決断も出来ないまま 君の 隣で 今日も

          . 聞き飽きた言い訳を 今日も 受け入れて 眠りにつく 手放せばいい、のに 最後の決断も出来ないまま 君の 隣で 今日も

          . 怖い夢を見ないように 夜を飲み込んだ 夜を飲み込んだまま あなたの手を握った 寂しさを 全部 消すように 悲しみを 全部 消すようにして

          . 怖い夢を見ないように 夜を飲み込んだ 夜を飲み込んだまま あなたの手を握った 寂しさを 全部 消すように 悲しみを 全部 消すようにして

          嘘 ひとつ

          . 今日の終わりに 嘘をひとつ ついた あなたが あんまりにも 泣きそうだったから 平気よ、平気 ひとりでも、大丈夫 だから いいの ひとりきりに させて 明日 また 遊ぼうよ

          思い出そうとしている

          . 夕暮れに 街が染まっていくのを ただ 眺めては 思い出せない思い出を 必死で 思い出そうとしている 二人の終わりも わからないまま 泣けないまま 私は 今日も ここで

          思い出そうとしている

          これ以上ないほどに 自由に踊らせて 無責任な口実は もう 聞き飽きたの 自分勝手な夜に わがままに 泣いてみたいだけ

          これ以上ないほどに 自由に踊らせて 無責任な口実は もう 聞き飽きたの 自分勝手な夜に わがままに 泣いてみたいだけ

          明日を探しながら

          . 誰にも行き先を告げずに 風が流れる方へ 花の匂いがする方へ 失くした恋は どこへ行くのでしょうか 落とした涙は どこへ行くのでしょうか 明日を探しながら 歩いています

          明日を探しながら

          . 傷つくと わかっている恋を したくないだけ ねえ、 忘れてくれていいよ

          . 傷つくと わかっている恋を したくないだけ ねえ、 忘れてくれていいよ

          . どうやら 私の手には負えない恋のようです いつだって あなたのことばかりで どこにいても あなたを探していて こんなにも 胸が忙しくて

          . どうやら 私の手には負えない恋のようです いつだって あなたのことばかりで どこにいても あなたを探していて こんなにも 胸が忙しくて