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診断で長年の生きづらさが和らいだ妹

私には妹がいて
10代のころより
統合失調症と診断されていたが、
最近になって
心理検査をしたら
広汎性発達障害も併合していたようで、
病名が変わっていた。

自閉症スペクトラム
(ASD、アスペルガー障害)
ADHD(注意力欠如多動性障害)
LD(学習障害)
を合わせたものを、
広汎性発達障害と呼ばれている。

特性
.社会生活(対人関係)の困難
.コミュニケーションの困難
.想像の困難、こだわり
.感覚過敏、もしくは鈍感
.運動が苦手など

40年間以上あった
妹のいろんなことが走馬灯のように甦る。

妹は「やっぱりな」という感じだそうだ。

すごく拘りが強かったり
嗅覚が過敏で
洗濯物の生乾きが
普通でも嫌だけど
普通の
10倍許せない様子だ。

私は「今頃?」
という正直感想だったが。

妹にとっては
納得した内容だったようだ。

妹がそう思えて
安心が得られて
良かったと思います。

生きづらかったんやな。

原因の一つが
わかってよかった。

妹には
将来
私の作る介護付きBarで
働いてほしいです。


唯一どうぶつが好きなので
ペットコーナーは任せるつもりです。

ですが、
想像つかないようです。

希望が持てないようで

あと
「3年くらいで死んでいい」と
暗い顔で言います。

その感覚は
私もずっと
持って生きていたので
わかります。

心配しなくても
いつか
みんな召されるからね。

でも生まれてきて
良かったねー!と妹に言いたいですね。

私はもう
小さな子供ではありませんので
無力さを
越えていけます。

どうしたら

退院できるか?一緒に考えました。

本音は
退院したいのです。

作業療法に参加するという案がでました。

ですが、妹はその時間は入浴の時間だから
無理だと最初から決めつけています。

応用が効かない思考です。
極端な白黒思考です。

要求があっても
依存している人にしか出せません。
もう結果を即座に作ってしまいます。

上手く伝える術を知りません。

わたしが
伝えました。

ナースさんは
「早く言ってよ〜」ってなもんでした。

そういうコミュニケーションが
非常に難しいのです。

ただでさえ、
思い違いの多い
人間同士のコミニュケーション。

私はコーチングの勉強をしていて
本当によかったです。

昔は
妹が
ワガママに思えて仕方がなかった
常に私をザワザワさせるような存在で

妹の人生を思うと
かわいそうと
思うことはあっても

妹の意識に寄り添うことは
なかった。

案外好きなことできてますやん。
 

これからカチンコチンに固まった思考が
どうなるのか

断定しないでいよう。

私はフーンって感じでいてます。
断定してしまったらそういう目で
みてしまうからです。

私はイラストが上手くて器用な妹を知っています。
ですが、もう周りも妹も
イメージで固めてしまっています。

いつからでも目覚められる

ゼロ視点で
関わりたいと思います。





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