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人助けは下心を持って行うべきである

”情けは人の為ならず”

日本人なら誰もが1度は聞いたことがある言葉。

誤用されやすい言葉ですが、
”人に対して情けを掛けておけば
巡り巡って自分に良い報いが返ってくる”
という意味のことわざです。

本当の意味を知って尚、
「良いことしても自分に返ってきたことないし…」
そんな思いを払拭できない方も多いですよね。

「困っている人を助けなさい」
と、社会的に教育される現代。

人助けをする、本当の意味とは何なのでしょう。

人助けをすることで
あなた自身に報いが返ってくる本当の理由を、
私の解釈を交えて解説していきます。


1. 投資の基本

まずはこちらのグラフをご覧ください。

引用:SBI証券

こちらは過去3年間のNYダウのチャートです。

株価は一定ではなく、
日々、秒単位で価格が上下しています。

投資のオーソドックスな方法として、
”安い時に買い、高い時に売る”
という方法があります。

例えば、1株100円の時に100株購入し、
1株200円の時にすべて売却します。

すると、あなたは1万円のリターンを
受け取ることができます。

これが、投資の基本的な方法です。

このことを念頭に置いて、
次の項目に進んでください。


2. 困っている人は下落相場

人生には、必ず浮き沈みがあります。

好調な時もあれば、
何もかもうまくいかないときもあります。

この人生の浮き沈みを、
チャートで表すとどうでしょうか。

先ほどのNYダウのチャートをご覧ください。

このチャートを、
ある人物の人生のチャートとしてご覧ください。

人生は日々、好調と不調を行き来し
その上下を表すこの人生チャート。

その人が困っている時期とは、おそらくこの
黒い丸で囲った部分だと思います。

何か悪いイベントが起きて
人生チャートが落ち込んでいる時期です。

さて、先ほどの投資の話を思い出してください。

投資の基本は、
安い時に買い、高い時に売るです。

では、投資家のあなたがこの下落相場に直面し
取るべき行動は何でしょうか?

答えは、「買い」一択です。


3. リターンを狙った人助け投資

困っている人に出会ったということは
人生の下落相場に直面したということです。

そして困っている人へ投資する方法はただ1つ。

その人を助けることです。

困っている人を助けることは、
その人への投資行為なのです。

下落相場の時にその投資商品を購入することで、
将来相場が上昇した際
あなたはリターンを得ることができます

困っている人が立ち直り、
人生チャートが好調へ向かったときに、
あなたは何らかの形で
リターンを得ることができます。

これが、人助けをするべき本当の理由です。

1つ、例を挙げてみましょう。

あなたが、ある貧困地域の子供のために
100円、募金したとしましょう。

その100円を使って薬を買い、
子供たちの病気を治し、
彼らの命を救うことができました。

後にその地域は子供たちの手によって
経済的な発展を遂げ、
IT技術の先進国となり、
最先端のゲームサービスを
提供するようになりました。

そのゲームがいつか日本に輸入され、
あなたの元へ届く日がやってきます。

あなたの100円が、
最先端のゲームサービスを生み出しました。

少し極端な例ですが、人助けの投資とリターンを
理解していただけたと思います。


4. 人助けの分散投資

もちろん、助けたすべての人から
リターンを得られるわけではありません。

ここで、もう1つ投資方法をご紹介します。

リターンを得る確率を上げる投資方法として、
”分散投資” という方法があります。

1つの投資商品に一点張りするのではなく、
幅広い銘柄に投資することで、
リターンを得る確率を上げるという方法です。

リターンを得る確率を上げるならば、
人助けも分散投資です。

なるべく多くの人を助けてください。

幅広く人助けをすることで、
あなたがリターンを得る確率が
格段に上昇します。


5. まとめ

困っている人を助けることは、
その人に投資するということです。

あなたが人助けをすることで、
その人が好調に向かった際、
あなたはリターンを得ることができます。

また投資というとお金を掛ける
イメージがありますが、
人助けにお金を掛ける必要はありません。

あなたの身の回りの困っている人の
話を聞くだけでも大丈夫です。

一緒にいて、慰めるだけでもいいです。

あなたが手を差し伸べることは、
その人にとっての救いとなるでしょう。

そしてあなたが差し伸べたその手は、
巡り巡ってあなたの元へ返ってくるはずです。

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