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子育て 親育ち

批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる

寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることをおぼえる

これは米国の教育学者であるドロシー・ロー・ノルトの「こども」という詩です。

先日たまたまTVを付けたところ、現天皇陛下が皇太子時代の誕生日会見で自身の子育てについて質問された際、この詩を全文引用されて話されているのを観て、すごく大切なことだなぁ…と感じて今日ご紹介しました。

さて今、子育ての真っ最中である方はこの詩に書かれているようなことをしていないか、或いは出来ているか、少し振り返ってみて下さい。

これから親になろうとしているあなたは是非、この詩を参考にしていずれ出会う我が子に接してみるようにして下さい。

もし今あなたが「生きづらさ」を感じていたら、自分が子供の時、親からこんなことをされて来ていなかったか、或いはしてもらえていたかを振り返ってみて下さい。

そしていずれ自分が親となった際、自分が子供の頃にして欲しかったことを我が子にしてあげられる親になって下さい。

子育ては同時に「親」が「親」として育って行くことでもあります。
この辺り、私は子育ての経験が無いのであまり偉そうなことは言えない分、このような詩や言葉でお伝えしたいと思います。



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