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翻訳者アーサー・ビナード オノマトペとマザーグース
1.はじめに
今回は英語の絵本を日本語に翻訳しているだけでなく日本の絵本が英語にどのように翻訳されるのかに興味を持ちました。そこでエリック・カールやボブ・ディランの絵本を日本語に翻訳をしたり最近宮沢賢治さんの『やまなし』(2022)や『雨にも負けず』(2013)を英語に翻訳しているアーサー・ビナードが手掛けている絵本について調べてみることにしました。
2.翻訳者アーサー・ビナード
アーサ
絵本ゼミ第3回振り返り
1.絵本の真髄
グループワークで発せられた「賞を受賞した作品が長く読み続けられていくのはどうしてですかね?」という素朴な質問の中に絵本の真髄があると思いました。私たちのグループの6人中4人が選んだ本はジョン・バーニンガム『ガンピーさんのふなそび』でした。この本は1970年にケイト・グリーナウェイ賞受賞しています。
ケイト・グリーナウエイ賞は、イギリスの絵本作家ケイト・グリーナウエイにちなん
絵本探求ゼミ第2回 報告
Ⅰ.宿題:良い昔話絵本とは?
「これから語ってみたいと思う方へ」小澤俊夫2016昔ばなしハンドブック P117 藤井いづみが書いている「おはなしの選び方のポイント」の3つのポイントが納得のいくものだったのでそれを基準に今回絵本選びをした。
① 自分の心が動かされたおはなし
(楽しいと思ったおはなし、感動したおはなしなど)
② 声に出して語ったときに生きるおはなし
おはなしの中に出てくる課題がき