眠って見る夢、見たくない
ああ、また週明けの朝が来てしまった。
先週も同じ思いで週明けの朝を迎えたと思うけど、毎日がただ苦しみと寂しさを堪えるだけの時間のループにしか思えない中、希望の光が見えなくて、その一日がはじまる朝が辛い。
ただでさえ、普通の人だって月曜の朝なんて、ねぇ、イヤなもんでしょ。
でも、そんなもんじゃないレベルでキツイです。
今日はいいことがあったらいいな、なんて思えたらまだいいんだろうけど、まったく思えないから辛いの。
朝がしんどい原因はもう一つあってそれは夢を見てしまうこと。
寝る前に抗不安薬を飲むと6時間は眠れる。ほとんど夢を見ることもなく6時間はなんとかなる。
だけど浅い眠りというのか、空が明るくなる頃には薬の効果も切れてしまうからか、起きがけ夢を見てしまう。
ほとんどが妻の夢で、現実とのギャップをどこかでわかっているのか、夢の中でも「なんかおかしいぞ」と思ってぱっと目を覚ます。やっぱり夢だった、ととたんに落ち込み、そりゃもう辛いったらないんです。
夢で会いたい、夢で逢えたら、なんて言葉もあるけど自分の場合はつらい現実を思い知らされるだけで、妻の夢なんて見たくない。
本当の本物の妻に会いたい。
見る夢は「あぁ、元に戻ったんだね」的な夢ばかりでそんな夢から無理やり抜け出して目覚めた朝、ひとり残された部屋の止まった空気感が現実を知らしめ、寂しさが爆発しそうになります。
急いでYouTube動画を再生して気持ちを紛らして逃げる。
こんな状態だから、朝が来るのが嬉しくない。
こんな気持ちで朝を迎える日が来るなんて考えたことも無いよ。
どうしてここまで落ちちゃったんだろうね。
頑張って生きてきたのにね。
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