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ドラマ「下克上球児」を見て

TBSの日曜劇場「下克上球児」
2023年10月から放送されてます。
鈴木亮平が主演。
格好いいですね。
朴訥な所がとてもいい味出してます。
現在第6話まで見ています。
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どうやら実話をベースにしているそうですが、ドラマのオリジナル要素が。
それが鈴木亮平演じる南雲先生が、教員免許を持たないで教鞭を取っていた事。
要は無免許で採用されていた。
ドラマではその事で、自己都合として退職し、警察に自首しました。
嘆願書等も効果があったのか、結果不起訴処分になりました。

このエピソード。
今後に影響してくるのかな?
「ニセ教師」

そもそも、公立の教員採用は、各都道府県ごとに行っているはずです。
大学生で採用試験する時はまだ資格はありませんが、正式採用の時は教員免許を確認すると思います。
それは期限付き(臨時)でも同じだと思います。採用時に確認不足でしたら、やはり採用した側も何らかの処分対象となるのではないでしょうか。

小泉孝太郎演じる民間出身の丹羽校長先生。
確かに教員免許を持たなくてもなれるようですね。
でも、一般教諭の採用はやはり教員免許が必要で、確認もするんじゃないの?と脳内ツッコミを入れながら見ています。

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高校野球は部活動。
私立高校は分かりませんが、公立高校であれば、部活動ですから学校の先生が何らかの形で関わらなければなりませんね。
でも外部コーチと言う形でなら、教員免許が無くても出来るはずです。
最初から外部コーチでの設定ではダメだったのでしょうか。
それとも、今後、鈴木亮平演じる南雲先生が、教員免許を取得されるのでしょうか。
「ニセ教師」のレッテルが払拭されて、これから甲子園に向かうべく軌跡が描かれて行くのでしょうか。
今後の展開を見守りたいと思います。

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さらに井川遥演じる妻、美香との関係も気になる所です。
離れて暮らす美香と義理の娘。
そこに現れた美香の元夫。
元夫は南雲先生の「罪」を責めますが、元夫は浮気を繰り返したから美香と離婚しています。
何だかこの元夫との事でも一悶着がありそうですね。

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南雲先生の小さな頃のエピソード。
お父さんが借金で夜逃げ。
お母さんが育児放棄で雲隠れ。
そして天涯孤独となった幼少の南雲先生を、当時の学校の先生が面倒を見る事に。
ただ、セリフが気になりました。
幼少の南雲先生「なぜ、学校で勉強するの?」と問います。当時の先生がこう答えます。「憲法で決められているからだよ」

……待って??

憲法及び教育基本法で決められているのは、勉強したい婦女子に(一般的には中学生までの)9年間、勉強をする機会を与える「義務」が決められているという事で、その機会を提供する場として学校が設けられている、と認識しています。

義務教育の考え方、捉え方は人それぞれで難しいですが、このセリフにモヤモヤするのは考え過ぎでしょうか??
でも、いちいち突っ込んでいたら物語は進みませんね💦
もしかしたら、その先生に救われたから、南雲先生が学校の先生を目指すきっかけになったのだと。そんなフワッとしたイメージでいいのかな?

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更に黒木華演じる山住先生。
女性で家庭科の先生。野球は初心者。でも担当したからには野球部のために頑張っています。
ただ、第6話で何やら以前の職場で問題があったようです。
以前は横浜。
今は三重県。
都道府県をまたがっての採用は基本的になく、採用試験を受け直して合格しているか、期限付き(臨時)採用でしょうか?
そんな脳内ツッコミをしながら。
これもまた、いちいち気にしていたら物語は進みませんので「色々乗り越えたのね」と自分を納得させています。

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小日向文世演じる犬塚老人。
クセがありますが、この役どころは、「一般人その他大勢の意見の【象徴】」と、私は捉えています。

なので、鈴木亮平演じる南雲先生がいい事をすれば賛同しますし、教員免許もなく教鞭を取っていた事が発覚すると手の平を返したように責めます。

今後、南雲先生がどのように野球部と関わり、孫も含めた部員との交流や成長を犬塚老人がどのように感じたり変化するのかも、このドラマの見どころだと思います。

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この「下克上球児」
同名のノンフィクション書籍が、ドラマの原作だとか。地方大会の1回戦で負けるような弱小高校が、甲子園に出場するまでの10年の軌跡が描かれているようですね。機会があればその本も読んでみたいです。ドラマとどう違うのかも楽しみたいと思います。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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