【書評】50代から上手に生きる人 ムダに生きる人/清水義範

著者の作品を30年近く前によく読んでいた。
今、自分が50代を目前にこの本に出合えたことが
本当に感慨深い。
本文に50歳からは後は生きていることは
最高のプレゼントであると書いてある。
私にとっては2重のプレゼントだ。
徒然草を著者なりに解釈をし
解説をし、50代からの人生について
必要なことを指南している。
いまいち古典が苦手だったのは、
内容の解釈ではなく、
文法中心の授業に嫌気がしていたからだと思った。
もっと内容に踏み込んでいたら
もっと当時は好きになっていたかもと思ったが、
当時はそもそも人生に対して
何の迷いもなかったので
先人たちの大事な教えなんか耳に入る余地はなかっただろう。
これを機に
もっと古典を読みたくなった。