何かを習慣にするには、生活が“うるさすぎる”
習慣化は意志力では、なし得ない。
日々僕らは、外的刺激にさらされている。
テレビの広告、誰かのうわさ話、スマホの通知、冷蔵庫の中身、物音、片付けられていない部屋。
その全てが習慣化の障害になる。
あまりに生活が“うるさすぎる”。
あまりにうるさすぎて、心の声が聞こえない。
環境がより整然とされて、静かになっていって、気づくのは、自分自身の欲深さと恐怖です。
ご飯を食べるときの、自分自身の興奮に気づく。
歩道の無い、車道わきを歩くときの、いらだちに気づく。
そうやって、ふだんは拾わない、心の声を拾っていく。少しずつそれを増やしていく。
すると、僕らが普段どれくらい、雑音の中で暮らしていたか、ということに気づける。
目的に必要のない情報や感情が雑音です。
目的を明確化することで、自分にとっての雑音が何かが分かり、「雑音を省くための環境をどう整えるか」という思考に導かれる。
それがスタート地点だと思います。
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