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ビジネスと瞑想

「不安を売る」。
ビジネスにおいて、商品を売る前に、まず不安を売ることが大切らしい。

掃除用品のCMで、雑菌を可視化したのを見たことないでしょうか。
「見えていないだけで、あなたの周りもこんなに汚れている」と不安を売りつけている。

不安をあおるのが、1番もうかる。
なぜなら、人は欲よりも不安(または恐怖)に、より強く反応するから。

何かを得ることを望むよりも、何かを失うことを恐れる。


こんな風に、僕らは“人の性質を熟知した人”に、一人残らず動かされている。

広告もそう。YouTubeもそう。インターネットもそう。ツイッターもインスタグラムもそう。

僕らは頭の良い人に動かされている。
まずその自覚から。
その自覚がなければ、そこから自由になれない。
また不安をあおられ、必要のないものを買うことになる。

自由のために、大切な3つのこと(不安を売りつけられないために!)。

①頭の良い人(人の性質を熟知した人)に、動かされているということを自覚する。

②僕らも人の性質を学ぶ。(心理学、脳科学、行動学などから)

③自分自身の感情の動きを観察する(瞑想)。


例えば、先の例の、掃除用品の、雑菌が可視化されたCM。

もし、人が不安や恐怖に反応しやすい性質があることを知っていれば、CMの狙いがわかる。
また、そのCMを見て、自分自身の感情の動きを観察すれば、より深く、人を理解できる。


「欲や不安から離れようとする試み」を瞑想と理解しています。
そして、欲や不安から離れようとすれば、まずは、その感情が今、確かにあることを自覚しなければならない。



人の性質を知ることで、「不安のままに行動すること」を防ぎ、瞑想で「不安自体」を克服する。


口で言うほど簡単なことではありませんが、目指すべきところではあります。

その先に自由があると思います。



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