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「Gully Boy」インド映画::スラム出身ラッパーの実話ストーリー

Gully Boy
邦題:ガリーボーイ
2019年:インドのミュージカル映画

感想

・ヒンディー語のラップはあり 楽しい😊
・カースト制度は表向き廃止されたが差別は残っている
・対外的なイメージ通りに貧富の差は激しい
・上演時間154分 頑張って観てください
・30歳を過ぎた俳優に大学生をやらせるのはどうなの?
・一本調子のサクセスストーリー


あらすじ(とりあえず)

この映画はハラハラドキドキを楽しむ類ではないので。

卒業を1年後に控えたムラドはムンバイの貧民街で暮らすラップを愛する青年である。父アフターブは母ラズィアに対して高圧的で、妻に無断で若い女性を新しい妻として家に迎え関係が悪化していた。ムラドには子供のころから付き合っている女性サフィナがおり、彼女は自分の診療所を開設することを目指す医学生だった。ムラドは怪我を負った父の代わりに富裕者の運転手として働くが、その際に感じた貧富の差と社会の理不尽さをラップの歌詞に書き込む。そんな中、大学祭でラッパーのシュリカント(MCシェール)と出会い、彼との交流を通してラッパーとして活動するようになり、シェールたちの協力を借りて「ガリーボーイ」の名前でYouTubeに動画を投稿する。動画は好評となり、ムラドはラッパーとして活動することに夢中になっていく。

動画投稿を通してバークリー音楽大学の学生シュウェタ(スカイ)と知り合ったムラドとシェールは、彼女からコラボレーションを申し込まれる。3人はムラドの暮らすダラヴィで新曲を撮影し、投稿された動画は人気を集め「ガリーボーイ」の人気も高まっていく。しかし、ラッパー活動が父に知られたムラドは活動に反対され、さらに活動を通してスカイと親密な関係になったことで、サフィナとの関係も険悪になってしまう。サフィナは怒りに任せてスカイを瓶で殴り警察沙汰を起こしてしまい、それをきっかけにムラドは彼女と別れてしまう。同じころ、世界的に活動する人気ラッパー・ナズのムンバイ公演にラッパーとして出演できる権利をかけたコンテストが開催されることになり、ムラドとシェールは特訓を始める。一方、父の母に対する暴力がエスカレートしたことで限界に達したムラドは母と弟を連れて家を出ていき、伯父の会社で働くことを決意する。

スカイと再会したムラドは、そこで改めてサフィナへの気持ちに気付き、彼女との和解を決意する。彼は会社を欠勤してコンテストの一次審査に出場し、準決勝に進出する。サフィナと和解したムラドは準決勝も制して決勝に進出する。ムラドは無断欠勤で会社をクビになったことを知った父母に厳しく叱責され、父から身の丈に合った人生を生きるように諭されるが、彼は自分の夢を実現することを告げる。コンテストに優勝した「ガリーボーイ」ムラドはインドで最も有名なラッパーとなり、シェールやサフィナ、家族たちが見守る中で、ムラドはナズのオープニングパフォーマンスに出演する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ガリーボーイ

前にもインド映画はレビューしました。


この映画もそうですが、日本の作品では観られない人の濃ゆさが魅力です。

アマゾンプライムビデオでは、1時間14分当たりのスラム街で撮影したという設定のラップがカッコイイ😄



MOH

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