モケリン

他愛もない話と、読んでる本の話を書いています。

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最近の記事

読書日記・自分の「当たり前」がこわい(4月15日~4月21日)

4月15日(月) 葉山莉子さんの『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を読む。その日にあった出来事を、葉山さんのように詳細に残していく日記もやっぱり面白いなぁと思う反面、それは読み手としての感想であって、自分が日記を書く立場になると「こんなことを書いてもいいのかな?面白いのかな?」と思ってしまう。そして最終的に何を書いても面白くないような気がして、書くことがなくなる。文章が書けない一番の原因は「考えすぎ」だと気づいた日。 * 4月16日(火) 子どもと自分の境界線が

    • 読書日記・4月8日~4月14日

      4月8日(月) 新年度になり緊張している子どもたち以上に緊張している私。子どもたちは元気なのに、私のほうがお腹をくだしまくってしまい、一日で2kgも体重が減った(汚い話ですみません)。しかしこの程度の体重減ならば数時間で元に戻るだろう。私の食欲は日を追うごとに増加しているのだから。ははは。 * 4月9日(火) 宇垣美里さんの『今日もマンガを読んでいる』を読んでいる。宇垣さんのマンガに対する愛がとんでもなくて面白い。マンガは大好きだけど、マンガを読んでも「面白かった」と

      • 読めてるのか?日記・4月1日~4月7日

        4月1日(月) 読書から遠ざかってしまうと、読書したい気持ちになったとき、何を読めばいいのか悩むようになる。本を読んで言葉を理解する頭がどんどん後退しているようでもあり、しかしこれは本を読む習慣を失ったせいではなく、たんに老化のひとつかもしれない。ということで(どういうことで?)、以前購入していた日記本を手に取る。何を読めばいいのかわからないときは、色んな人の文章が読める文芸誌がベストかもしれないな、と気づく。色んな人の文章にふれると、本を読みたい欲が刺激されてとてもよい。

        • 読めてない日記・3月25日~3月31日

          3月25日(月) 犬の具合が悪くなったので、朝から動物病院へ。めちゃくちゃ状態が悪いということで、一日預かってもらい治療することになった。夕方までまったく落ち着かず、心ここにあらずな状態で過ごす。夕方、病院へ迎えに行ったら元気な姿の犬に会えてホッとするものの、心配しすぎたせいか疲れてグッタリ。本を読む元気は見当たらず、夜はさっさと寝た。 * 3月26日(火) 犬はすっかり元気に見えるのだけど、今日も検査のために動物病院へ。結果、腎臓の具合が悪いことが判明。年齢とともに

        読書日記・自分の「当たり前」がこわい(4月15日~4月21日)

          読めてない日記・3月18日~3月24日

          3月18日(月) お風呂の床を掃除していたら、腰にピキッとするどい痛みが走った。これが噂に聞く「ぎっくり腰」と呼ばれるものなのか!!!と、痛みに悶えながらひとりで納得する。これは痛い。痛くてヨロヨロとしていたら息子に見つかり「どうしたの?ママ?動きが年寄りだよ(笑)」と爆笑される。息子よ、心配しようという気持ちを持て。痛くて読書どころじゃないので読書はなし。 * 3月19日(火) まだ腰に痛みはあるものの、しかし日常生活は待ってくれない。いつも通りの生活をしようとトイ

          読めてない日記・3月18日~3月24日

          読書日記・3月11日~3月17日

          3月11日(月) 齋藤孝さんの『20歳の自分に教えたい本物の教養』を読む。知識のない自分にコンプレックスのようなものを抱いているらしく、こういう類の本をつい手に取ってしまう。「お金・資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」と、6つのテーマの教養を深めるために齋藤さんが教えてくれる本たちがどれも面白そうだったので、そちらもあわせて読んでいきたいと思う。 * 3月12日(火) noteにAmazonリンクが貼りつけられなくて慌てる。私はAmazonリンク

          読書日記・3月11日~3月17日

          読書日記・3月4日~3月10日

          3月4日(月) 久坂部羊さんの『悪医』を読み始めた。どんなに苦しくても治療して病気を治そうとする末期がん患者と、治療することによって起こりうる弊害を訴える医師。末期がんともなればできる治療も限られるし、患者本人の元気も失われている場合がある。だから治療をせずに、動けるうちに好きなことをしたらいいと話す医師の説明もわからないではない。しかし、どうにかして健康を取り戻したいと願う患者にはその真意が伝わらない。両者のあいだに大きな溝が発生している。もしも自分だったらどうするだろう

          読書日記・3月4日~3月10日

          読書日記・2月26日~3月3日

          2月26日(月) 片田珠美さんの『子どもを攻撃せずにはいられない親』を読む。親に苦しめられてきた人たちの話が満載で、うっかりすると鬱の闇に引きずり込まれそうになるものの、ここから目をそらしてしまえば、私はいつまでも子どもを攻撃する親のままだ!!!と、自分を謎に奮い立たせながら読み続けた。この本を読んで一番ギクッとしたのが、「○○しないなら、何にも買ってあげないよ」などという脅し文句。これ、私も使ってるわ・・・と落ち込む。こちらの都合で子どもを支配しようとする親になりたくない

          読書日記・2月26日~3月3日

          読書日記・2月19日~2月25日

          2月19日(月) 学校から帰宅した息子が「傘が壊れた」と言うので見てみたら、どうやったらこんな風に壊れるんですか?????と不思議になるほど、全力で破壊された傘を持って玄関に立っていた。どうやら強風にあおられ傘の骨が折れたらしい。風の力でそこまで壊れる?? 風のせいにして、実は息子が遊んで壊したんじゃないの??? と疑いながらも、壊れたものは仕方がないので、私は予定通り犬の散歩に出かけた。そして散歩に出かけて数分後、強風により私の傘も骨が折れる。息子よ、疑ってごめん。風があ

          読書日記・2月19日~2月25日

          読書日記・2月12日~2月18日

          2月12日(月) 水木しげるさんの『昭和史』を読み進めている。事件続きの昭和初期から読み進めているんだけど、あまりに事件が多すぎて何が何だかわからなくなっている。「いわゆる○○事件である」と紹介されているので、おそらく有名な事件ばかりだろうし、授業で習ったこともあったはずなんだけど私は一切覚えていないので頭が混乱している。でもこの本、水木さんの幼少期からの姿が描かれていて、それがとてもゆるくて良かった。激動の時代も何のその! とにかく腹が減りまくり、そのことしか考えられない

          読書日記・2月12日~2月18日

          読書日記・2月5日~2月11日

          2月5日(月) 古賀及子さんの『おくれ毛で風を切れ』を読む。日々の暮らしを独自の視点と文章にしていく古賀さんの、日記の面白さを改めて思い知ると同時に、私もこんな風に日記が書きたい!!!という気持ちだけが高まる。気持ちだけを高めて行動にはうつさないというのが私のスタイル。そこが大きな問題点。 * 2月6日(火) ここ数日、読解力を身につけたくて、小学生の国語ドリルで勉強し直している。小学4年生からスタートしたんだけど、これがけっこう難しくて「え?何??どういうこと???

          読書日記・2月5日~2月11日

          読書日記・1月29日~2月4日

          1月29日(月) 気持ちがドカーンと沈むニュースが舞い込んできた。ニュースになっていた漫画家さんの作品が大好きすぎて、どの作品も読み返しまくっていたけれど当分は読み返すことができないかもしれないな・・なんてことを思いながら久しぶりに『Bread&Butter』をパラパラとめくっていたらやっぱり面白くて、気づいたら夢中になって読んでいた。どんなことがあっても、作品の面白さには関係がないのかもしれない。ありがたい。 * 1月30日(火) 大矢博子さんの『クリスティを読む!

          読書日記・1月29日~2月4日

          読書日記・1月22日~28日

          1月22日(月) ひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』に、好きなことを仕事にすることの弊害が書いてあった。本屋さんへ行くことが癒しの時間だったひらいさん。しかし書店員になってから本屋さんへ行くと、その店の本の配置や入荷本などが気になるようになり、癒されるはずの本屋さんでも仕事のことばかり考えて気が休まらなくなったそうな。 私もひらいさんのようになりそうなので、本屋さんが大好きだけど本屋さんで働くことを選んだことがない。好きなことを仕事にしたほうがいいと耳にすること

          読書日記・1月22日~28日

          読書日記・本を読んだり映画を見たり

          1月15日(月) 最近つかれているのか、目がかすんで本が読みにくい日が増えた。私ったらよっぽどお疲れなのね、ゆっくり休まなくちゃ!なんて自分を労わろうとしていた矢先、夫に「それって老眼じゃない?」とあっさり指摘される。自分でも薄々気づいていたんだよ。でも私は「これは老眼かもしれないけど違うかもしれない」という希望を捨てずに生きているレディーなのだ。そんなレディーに対して直球を投げるのは失礼だろ!!とわめく。精神は永遠に子どものままなのに、体だけはしっかり老いていくのどうにか

          読書日記・本を読んだり映画を見たり

          読書日記・焦らず騒がず

          1月8日(月) 冬休みも終わろうとしている今になって、スイカゲームを購入した。子どもたちと私の3人で順番にゲームをしてみる。子どもたち以上に私が本気になり熱くなったので、早々にゲームから離脱。ハマりそうな予感しかない、主に私が。 * 1月9日(火) noteで読書日記を再開した日。読んでいる本のことをちょこっとだけ書くには日記が最適なんだと、日記を中断していて気づいた。ただ「日記を更新しなくちゃ!!」と焦りを抱けば、日記を書くこともしんどくなる。焦らず騒がす、冷静に対

          読書日記・焦らず騒がず

          読書日記・やっぱり再開

          日記はもう書かないつもりだったけれど、そうすると読んだ本の話をする場所がないなぁと気づいたので、やっぱり読書日記を再開ます。てへ。 2024年1月1日(月) 年始からとんでもないニュースにビックリ。持って行き場のない感情がわきあがるものの、こういうのをSNSに書くのもはばかれる、しかしどこかに匿名で吐き出したい思いがずっとまとわりつく。ちょっと落ち着け、自分!と思い、葉山莉子さんの『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を読む。日記はおもしろくて楽しい。救われる。 *

          読書日記・やっぱり再開