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読書日記・本を読んだり映画を見たり

1月15日(月)

最近つかれているのか、目がかすんで本が読みにくい日が増えた。私ったらよっぽどお疲れなのね、ゆっくり休まなくちゃ!なんて自分を労わろうとしていた矢先、夫に「それって老眼じゃない?」とあっさり指摘される。自分でも薄々気づいていたんだよ。でも私は「これは老眼かもしれないけど違うかもしれない」という希望を捨てずに生きているレディーなのだ。そんなレディーに対して直球を投げるのは失礼だろ!!とわめく。精神は永遠に子どものままなのに、体だけはしっかり老いていくのどうにかしてほしい。気持ちが追いつかない。

1月16日(火)

うつみさえさんの『40代からのキレイのつくりかた』でも老眼鏡のことが書かれていた。累進レンズというものがあるらしく、上の部分は遠くが見やすいレンズ、下の部分は近くが見えやすいレンズになっているらしく、一つの眼鏡で遠くも近くも見やすいような仕様になっているらしい。眼鏡をかけたり外したりという面倒が減らせるのはステキ。とても便利そうでうっかり欲しくなったんだけど、酔いやすいとか、疲れやすいという問題もあるらしくて購入は見合わせることにした。でも気になる!!!

1月17日(水)

瀧波ユカリさんの『ありがとうって言えたなら』を読む。お母さんが癌になって余命宣告される話だし、もっとしんどくなるかと思ったんだけど意外とそうでもなかった。お母さんの面倒を一番見ていたのが瀧波さんのお姉さん。お母さんに何かと怒られ、酷い扱いを受けているはずのお姉さん。しかしお姉さんはお母さんの怒りをうまく受け流し、淡々とお世話をしていてその様子にとても救われた。怒りに怒りで対抗しても状況は悪化するだけ。淡々と受け流すことが、相手も自分も守ることになるのかもしれない、なんてことを考えさせられた本だった。

1月18日(木)

『卒業生には向かない真実』を読み続けいてる。この本はシリーズ物だと勝手に思っていたんだけど、ひょっとして三部作なのでは??? と思ったら本の裏表紙にちゃんと「三部作」と書いてあった。一作目で怪しいと思っていた人たちが、今回も間違いなく怪しくて、一作目から謎だと思っていた物事がまったく解明されていなかったこと、そしてその謎に向かって進んでいる(と思われる)ことが、とても面白くて夢中になって読んでいる。

1月19日(金)

金曜ロードショーで『ハリー・ポッターと秘密の部屋』。DVDを持っているくせに、気になってちょっとだけ放送された映像を見る。やっぱり面白い。DVDできちんと最初から見よう!と決意。本当は映画だけでなく、原作を読んでみたいとずっと思っているのだけど、冊数の多さ、本の分厚さにひるみまくって本を手に取ることができていない。小学生でも読めるらしいのだから、大人は難なく読めるはずと思ってみたものの、無垢な心を持ち合わせている子どもだからハリーポッターの世界を堪能できるのかもしれないよね?  などと、よくわからない気持ちがあふれてきたので、とりあえず私は映画を全作見ることにしよう、と思った。

1月20日(土)

息子が突然ポケモンにハマり、なぜか突然『名探偵ピカチュウ』が見たいと言い出したのでAmazonプライムで再生。アニメをすっ飛ばしていきなり実写を見たがる理由はわからないけれど、映画はそれなりに面白かった。ピカチュウの声がおっさんだったねという息子に、ピカチュウの吹き替えをしている西島秀俊さんの写真を見せ、西島さんはおっさんじゃないんだよと説明するものの、写真を見た息子が「おっさんじゃん」と言うので、「西島さんは!!おっさんじゃなーーーーーい!!!!!」と大きな声が出た。西島さんに対する愛があふれているようだけど、別にファンというわけじゃない。単に素敵な男性だと思っているだけ(それをファンというのでは?)。

1月21日(日)

ひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』を読む。転職を通して自分の向き不向きを知り、どうすれば自分が働きやすくなるかを考え、追求していく姿が印象的な本だった。転職をくり返しても、おのれを振り返ることもなく、ただただ仕事って本当にしんどい!!としか思ってこなかった私とは、雲泥の差があるひらいさんにまぶしさを感じたものの、働くことってそんなに酷いことばかりでもないのかもしれない、という穏やかな気持ちも思い出させてくれた、なんとも不思議な本だった。説明が下手くそなのでこの本のよさがまったく伝わっていない気がするけれど、とにかく良かった。面白かった。この本を読めたことに感謝。


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