何かと慌ただしいこの頃。寒暖差もはげしくなりメンタルも安定せず。
こういう時は、ゆるゆると過ごしていきたいところ。急いだり焦ったりしてみても、ただ自分が疲れるだけだということを、今までの人生の中で少しは学んできたようなので、のらりくらりと過ごすことも選べるようになってきたような、そうでもないような。

安藤美冬さんの『つながらない練習』に、自分の五感を喜ばせることが、自分を癒すことにもつながるといった話があった。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
この五感を心地よくすることで、自分を喜ばせていこうというもの。

視覚だったら絵画を眺めてみる、
聴覚なら好きな音楽を聴いてみる、
嗅覚なら好きなにおいのアロマを置いてみる、
味覚なら好きな食べ物を食べてみる、
触覚なら自分にとって手触りの良いものに触れてみる。

この方法はすぐに真似できそうで良いなぁと思い、実践してみた。

犬を見る。
犬の声を聴く。
犬の匂いをかぐ。（寝ている時の肉球が香ばしくてより良い）
犬のお尻を触る。（おケツが好き）

と、ここまでは出来たのだけど、どうしても犬で味覚を満たすことは出来なかったので、大好きなチョコレートを食した。普段は太るからとチョコレートを遠ざけているけれど、犬を食すわけにはいかないので致し方ない。体重には犠牲になってもらうしかない。

五感を軸にして心を心地よくしていくことを、初めて意識してやってみたけれど、自分を癒すことに対してかなり効果があることを知った。
そして、自分を癒したり心地よくしてくれるものは、とっても身近にあるという事実が嬉しくもあった。

日常にある幸せに気づけたことが、自分の中では大きな一歩だった気がする。五感を意識することを、これからも続けていこうっと。