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セブンサイコパス(2012年:コリンファレル主演)【映画感想だってば!】

今回はアメリカコメディ映画。セブンサイコパスを紹介します。
以前「ハリウッドコメディは吹き替えで見た方がいい」
てなことをどこかで言いましたが、これは字幕版のまま見ても面白かった。
訂正させてください。
もっとも当初はコメディとすら思っておらず、
犯罪スリラーだと思ってましたが。

いや、でもそう書いてあるし。コメディ枠じゃないよね。
クライム映画です。クライム・・・どうしてこうなった!

7人のサイコパスが荒れ狂うデスペナルティな映画だと思っていたのです。
まあ、そういう側面もないではないですが。

監督はマーティン・マクドナー。私は知らない人です。
北野武監督リスペクトで本作を作ったとのこと。
アウトレイジ的な感じなのかな?

大体のあらすじはこんな感じ。
とある小説家(コリンファレル)がいて、
締め切りが迫っていてとても焦っていた。
そこへ(サイコパス)の友人があるネタの話を持ち込む。
いわく「マフィアだけを殺すサイコパスの話なんとか」
ネタに困っていたのでついていってみると、
この友人は「サイコパス募集」の広告を勝手に出したとかで、
出るわ出るわ、頭のやばそーな人(サイコパス)たちが、
次々にやってきてしまう!
果たして小説家は生き残れるのか?
という感じ。

しかし登場するサイコパスが皆すべて、いずれも普通人から見ると、
頭のネジが別のところに付いているようなのばかり。
いずれも清々しいほど自分のことしか考えてない(笑)
もはやユーモアさえ感じられてきます。

圧巻はこの友人(サイコパス)が自分語りをし始めるところです。
5分くらい続く彼の構想の自分勝手さ、突拍子もなさに、
コリンファレルのみならず視聴者の目も丸くなっていきます。
そこで3人目くらいの割とまともそうなサイコパスが一言。
「あんたはサイコパスのことを書けば面白いと思ったんだろうが。実際につきあってみるとうんざりだろ」

ところで、映画中には6人のサイコパスしか出てきません。
うん、どう考えても6人だよな。
その答えは―――――――
エンディングの真っ最中に出てきます。お前もかい!

いやー(笑)的な意味で面白かった!
サイコパスネタのコメディじゃん!

というわけで字幕コメディは面白くないとの意見は撤回させてください。

#映画感想文 #ネタバレ #犯罪 #コメディ #サイコパス #ギャング  

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