実写の再現度がとんでもなかった『ダンボ』

2019年公開映画47本中10位。

いやいや、こんな再現度高い映画あるかよって。
3日前に何十年かぶりに1941年のオリジナル版見たんだけど、
今回マジでそのまんま実写にできてるの!!

それで言うと、1941年の方もすごいんだけどさ。
CGもない時代に手描きだけで、
あの柔らかい動き出せてるんだから。
象のブヨンブヨン感、よく表現できるなって思った。

で、それを踏まえた上で、
今回の実写も相

もっとみる

映画『ロブスター』海老になりたいと願った男!評価★3.7

あらすじ

独身者であれば身柄を確保され、とあるホテルへと送られる世界。そこでパートナーを45日以内に見つけなければ、自身が選んだ動物に姿を変えられて森に放たれてしまう。そのホテルにシングルになったデヴィッド(コリン・ファレル)が送られ、パートナー探しを強いられることに。期限となる45日目が迫る中、彼はホテルに充満する狂気に耐え切れず独身者たちが潜んでいる森へと逃げ込む。そこで心を奪われる相手に出

もっとみる

「聖なる鹿殺し」

原題:The Killing of a Sacred Deer
監督:ヨルゴス・ランティモス
製作国:イギリス・アイルランド
制作年・上映時間:2017年 121min
キャスト:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガン

 日本のポスターでは「聖なる」と「鹿殺し」が色分けてされておりここからミスリード。本来のポスターの方が間違いようがない。
 邦題と共にこの映画の題材がギリシャ神

もっとみる

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

第70回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。
心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻 アナ(ニコール・キッドマン)と二人の子どもと共に郊外の豪邸で何不自由無い生活を送っている。
父親を亡くした少年 マーティン(バリー・コーガン)を気にかけ贈り物をしたり自宅に招き入れるスティーブンであったが、家族を紹介した日を境に不可解な出来事が連続して起こり始める。
原因がマーティンにあることを悟り、

もっとみる

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017) ソフィア・コッポラ

ソフィア・コッポラは2000年代におけるガーリームービーの一時代をキルスティン・ダンストと共に築き上げてきた。というより、キルスティン・ダンストの(自称)熱心なファンとしては、彼女の名前を挙げておきたい。

自分がガーリー趣味かどうかはさておき、とりあえず新作が出たら要確認のソフィア・コッポラなのだが、いつからだろう、おそらく「ブリングリング」、「SOMEWHERE」のあたりから若干胸焼けというか

もっとみる

The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ

トーマス・カリナン原作小説の映画化。
1864年 南北戦争期のバージニア州
足を負傷し身動きが取れずにいた北軍の兵士 ジョン・マクバニー(コリン・ファレル)は、南軍側に属する女子寄宿学園の生徒に発見され学園へと運び込まれる。
園長のマーサ(ニコール・キッドマン)、教師のエドウィナ(キルスティン・ダンスト)、アリシア(エル・ファニング)をはじめとした5人の生徒達は、予期せぬ敵軍の兵士の来訪に戸惑いな

もっとみる

女のじゅんじゅわ~な『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』

男からしたらある意味、夢の園のような設定。
戦争で負傷した兵士が、女子学園に運ばれ、
(なんであんなところに女子学園があるんだよって思うけど)
そこにいた女性たちが、女の欲望をあらわにしていく、
とてもポルノ感ある世界観。

しかし、この映画、
実は1971年にクリント・イーストウッド主演ですでに映画化されている。
タイトルは『白い肌の異常な夜』。
こっちの方がポルノ感強いけど(笑)

今回の映画

もっとみる

ヨルゴス・ランティモス監督最新作『The Killing of a Sacred Deer』予告編

『ロブスター』で一躍2015年のカンヌ映画祭を賑わわせたギリシャ人監督ヨルゴス・ランティモスによる最新作『The Killing of a Sacred Deer(聖なる鹿殺し)』予告編が公開されました。

IndieWireによると、コリン・ファレル演じるカリスマ外科医、スティーブンが、助けようとした一人の少年の変貌によって、自らの家族が機能不全に陥り、そして考えられないような犠牲を払わなくては

もっとみる

感想いろいろ【2017年5月】

「愛と裏切りの銃弾」。思い返してもどんな話だったか思い出せない。それぐらいの映画。あ、そうそう、キャデラックに傷をつけるシーンは憶えてる。

「ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実」。「疑惑のチャンピオン」は見てたんだけど、そのノンフィクション版。ずいぶんイメージが変わった。ドーピングをした悪者というよりも、その隠蔽の仕方が悪かったというか、仕方なかったというか、素の人格が出た

もっとみる

【cinema】ロブスター

気がついたら6本も感想をためていた…。空っぽになったかと思えばすぐに満たされる私の映画脳。でもまだまだ一杯いっぱいではない、かな。

コレは1日3本見たうちの2本目にあたる作品。見る前から異色作だろうなとは思っていたけど、こんなのとは思わなんだ。カズオイシグロの「わたしを離さないで」に似た世界観です。あり得ないけどあり得るかもしれない近未来の現実が映し出されている。「世にも奇妙な物語」の海外版のよ

もっとみる