ワーホリなどで海外移住したての人にオススメ!最初の家が見つかるまで宿泊施設でボランティア

こんばんわ。ギリシャは今
夜の11時です。お昼は長袖のスウェットのみで外に出れるくらい暖かくなってきました。

本日みなさまにシェアしたい情報がこれです。

ホステルやホテルなどの宿泊施設でボランティアしながら、自分のスキルと交換に無料でホステル施設内に住まわせてもらう!
です。


ワーホリでオランダに移住した時、最初の3ヶ月はビザ無しで生活しないといけないので
NOビザ=NOジョブ
で仕事ができなくて困っていたんです。

何故なら、オランダのワーホリビザは現地に着いた後に申請するのでビザができて就労可能になるまで時間がかかるからです。
(余談: 例えばですが、イギリスのワーホリビザはイギリス入国前に申請できます。イギリス入国後にはほぼビザ完成済み。なので入国直後にすぐに在留許可証が届きます。=仕事さえ見つかればすぐに就労可能)


最初の申請用紙を郵送で送ってから、在留許可証が届くまでに2ヶ月半~3ヶ月かかりました。
(ワーホリの期間が約1年に対し最初の3ヶ月は就労不可。。。)
(この制度どうにかならないのかよ。。。。)

でもって、更なる壁が。
皆様もぞ存知の通り、オランダの家事情。
オランダの家賃はただでさえバカ高いし、
まず日本にいる時点だと
オランダの家がそもそも見つけれない!
=全ては入国した後にイチから探す。

でも
家が見つかるまで、1泊€80ほどするairbnbなどに3ヶ月も泊まっていられない。。。高すぎるやろ。。。

(私が移住した2021年では12㎡の部屋を€550(光熱費含まず&一軒家シェア)で借りることができていたのですが、ここ最近またオランダの住宅事情をチェックすると
アパートシェアで1部屋が面積9㎡で€850、12㎡で€1050など
住宅市場のインフレが深刻です。
住宅難は昔からですがコロナ後は更にHeavyにインフレが加速。。

で!


どうにか他に方法はないかと考えていた際に
見つけたのがこのホステルやホテルなどの宿泊施設でボランティアしながら、無料で住まわせてもらうというプロジェクトです。


今回私は最初の3ヶ月間、オランダのHaarlemというAmsterdamの隣にある市にあるホステルに清掃や宿泊客への朝食等を作るヘルパーしてボランティアさせて頂きました。

その際に使ったのがこのプラットフォームです。

https://www.worldpackers.com

Worldpackersという名前のウェブサイトです。



ボランティア志願者と世界中170 か国以上のボランティアを募集している宿泊施設のホスト(オーナー)とのコミュニティを結び付けるプラットフォームです。

旅行者は興味のあるホスト(オーナー)を見つけたら、自分のスキルや興味を概説した履歴書/自己紹介文などを提出して、ボランティアのポジションに応募することができます。
ホスト(オーナー)が申請を承認した場合、旅行者はホストと直接滞在の詳細を手配できます。




ちなみにこのウェブサイトは会員制で有料です。
(最安:1年間€49から)

プランの価格が高くなれば高くなるほどいざという時に何かあった時の補償内容が増えます。


私は最安の€49のプランにしましたが、全く問題なかったです。

最初はこのランダムに見つけたウェブサイトに
49ユーロも払うのに気が引けましたが

オランダ生活最初の3ヶ月ですぐに友達(ボランティア仲間)ができたのと、
ビザ無し宙ぶらりん状態で働けない+住む家が簡単に見つからない状況
ちゃんと寝床もあり、友達もできて
経済的にも精神的にもとても助かりました。
ちょっと最初はシェア生活がきついかもですが
結果使ってみて良かったと思っています!


ちなみにですが、
どんな国にどんなタイプのボランティアの募集があるのかは
有料会員にならなくても閲覧することができます。

直接ホスト(オーナー)に
ボランティアの応募、質問等のメッセージを送る場合
ここからは有料のサービスになります。


会費を払った直後に下記の内容でHaarlem(ハーレム)にあるホステルの
ホストに早速メッセージを送ってみました。
以下が実際に送ってみたメッセージです。
これは家探しをしている人にも使える文章なので、良かったら参考にしてみて下さい。



Hi I’m Momo, 25 years old and I am currently moving to The Netherland this September with working holiday visa scheme.

I am originally from Osaka,Japan.
I am a creative that is always keen to learn, loves to meet new people, having new challenges and trying new food and cultures.
My ideal night would be relaxing in the living room in a cozy environment, watching a nice film. I would love to meet new people, have some drinks and hang out together.
I have house sharing experience for a long time and l am very clean and tidy.  I don't mind cleaning a sharing space at all. I love cleaning in general🙂

I am very interested in this opportunity so it would be great and I would really appreciate if we can have a video call or an interview soon.

For any questions please do not hesitate to get in touch.

Thank you so much and have a good day 🙂!

Momo




こんな感じです。


Cleaning + General helper (掃除+一般的なお手伝いさん)募集とのことだったので、
普段から清潔で掃除が好きな人だと言うこと、
シェア共同生活の経験がある&慣れていること
(ロンドン時代はずっとシェアして住んでたので)
上記2点に加え、上には書きませんでしたが

2行分ほどの自分が今まで働いてきた経験のある職種などを書いて、
とりあえずまともな人間であることをアピールしました。笑


このメッセージを送った数日後にホストから返信がきました。
ビデオ通話(すごく緊張した!!)し自己紹介や雑談、プロジェクトの説明の後に
双方同意の結果、無事にボランティアが決まりました。


(後日談ですが、他にもDen HaagやTilburgにあるホステル等、他数件応募してみたのですが
返信が全くなかったり、EUのパスポート所持者しかウチは雇わないんだ、
ごめんねーと断られたりで全ての応募先から承認してもらえるわけではなかったです)


私がホステルに到着した初日、私以外にも他3人の
アルゼンチン人、フランス人の女の子
メキシコ人の男の子 がほぼ同時に到着しました。

私含め合計4人でホストから説明を受け、
みんなで契約書にサイン。そこからボランティア活動がスタートしました。

契約内容はというと、
週25時間労働(シフト制)
(4時間が週5)
朝食とコーヒー
毎月€120のスーパーで使える食費代。
寝床

です。


70㎡ぐらいある広い部屋にみんなで各々ベッドや机の位置を決めて4人で好きに部屋をコーディネートして良いとのことでした。

ホステルだったので
ホステル泊まった事ある人なら分かると思うんですが、相部屋で2段ベッドなどを想像していたんですね。

ですが各自それぞれ自分用のベッドが与えられて、それを知った時すごくテンションが上がったのを覚えていますw

部屋も70㎡と大きかったので全く窮屈に感じることなどは
なかったです。ボランティア仲間もみんないい子たちで快適に過ごせました。


最初の週が始まり
ちゃんとした業務のトレーニングがあり
全施設内の部屋の位置、部屋タイプ、お客さんがチェックアウトした後の部屋の清掃方法、ベッドリネンの交換方法など教えて頂きました。

清掃の時と朝ごはんを作る二つのシフトに分かれていて、ずっと毎日掃除ばかりではなかったので業務内容に飽きませんでした。


Worldpackerはもちろんオランダのみならず、
世界中の宿泊施設で募集さえあれば
ボランティアとして宿泊させてもらいながら
休日やボランティア時間終了後には観光なども
全然できるので低予算で世界中バックパッキングしたい人にもオススメです。(特に物価の高い欧米)
ホストやローカルの人からオススメの場所や食べ物を教えてもらったり
自分とインターネットだけでは探し出すことのできない情報が知れたり、
世界中から来ているボランティア仲間と友達になれたり (一緒にどこか出かけたり、ご飯食べたり。数年後の今も
思い返すとあの時感じてたどの感情も良い思い出。)

私は行動力はあってもそこまで社交性があるわけではないのですが
実際たまにはイエスマンになって何でもやってみるべきなんだなと思いました。


バックパッカーにもオススメと書きましたが、
数週間後に1人またチームに追加でスウェーデン出身の子がボランティアとして来ました。
オランダに2ヶ月ほど滞在した後、クロアチアやトルコ、カナダにもこのworldpackersを使ってバックパッキングしに行くと言ってました。

3つ違う大陸で旅行。凄いですね!


ただ一つ注意点が。
ボランティア募集の広告ですが国によっては
給料が出るような就労では無いのにも関わらず
無給料のボランティア活動でさえ
その国で既に滞在許可証(ビザ)を持っていないとホスト(オーナー)側が承認してくれない事もあるようです。イギリスのホステルでの募集事項はそんなことが書かれてありました。きっとその国の移民局が厳しいんでしょうね。
都度要問い合わせが必要です。


あと、応募する前にそのプロジェクトの利用規約をきちんと最初から最後まで読むのも大切です。
深夜/夜勤だけのシフトのみ募集だったり、
スペイン語が喋れる人や英語上級者のみ応募可
など実は見落としがちな事も書かれてあったりします。


ちなみに私のボランティア仲間のうちの一人であった
このフランス人の女の子なんですが


彼女の英語力はすごく初級レベルでした。
WhoとかWhereはわからない、Whatのみ理解できるというレベル
それが悪いとかそういう意味では無いんですよ!
ただどうやってホストとビデオ通話で面接したのかなーと
一瞬不思議に思いました。通訳してくれる人がいたのかな。

それはさておき、彼女は子供時代からパリの洋裁学校に9年間通った過去があり、
自分で作ったコルセットや舞台衣装、作品のポートフォリオを見せてくれたり、、、
会話はジェスチャーなどで気がつけば何とかなってました。お互い言葉がどうしてもわからない瞬間はGoogle翻訳で会話したのも懐かしく思います。


私もこの時から1年半後、オランダ語のみ英語不可(喋れない)のオランダ人上司と
英語しか喋れない(オランダ語不可)の日本人の私だけで3ヶ月間一緒に1日中働く期間が人生で訪れるのですが、
(今思うと自分よくやったなと思うw 大変でした!!笑)
このフランス人の女の子の事を思い出しました。
この子もきっと今の自分と一緒の気持ちだったんだろうなーって。

とりあえず相手を行動や状況や空気を読んで察する事に徹してたら
相手が何が伝えたいか、何が欲しいのか。わかってきます。
相手の様子をよく見る。自信がなくても良い、片言でもいいから自分が発言する時は相手と目をちゃんと合わせる。
それこそ後に、業務の流れなど掴めてきたら相手の言いたい事が分かってきてお互いの言葉が通じます。精神的な繋がりというのでしょうか。
双方イライラしていた場面もたまーにありましたが

今思うと
オランダにいるのにオランダ語話せない私と我慢強く働いて下さった彼女に本当に感謝!!!






そしてこのフランス人の子の話に戻りますが
要するに何でもapply(応募)して挑戦するのが大事なんだと思います。
1人だけ英語が喋れなくても大丈夫。言語はどうにかなる。
もちろん勉強するけど。まず最初に
自信社交性がベースとして必ず必要。
Feel the fear and do it anyway (とにかくやってみよう)
と英語圏の人がよく言うのを聞いたことがあるのですがまさしくその通りだなと思いました。

私の
5-6年の海外生活でよく感じるのは
神経 図太いぐらいのほうが断然にいいです。少しダイナミックで派手な行動をしても
こちらの人たちは特にドン引きもしてこないし、細かくルールも押し付けてきません。よっぽどオーバーだったらあれですが。











話は変わりますが、そんなこんなでボランティア生活に慣れていきました。
トータルで3ヶ月いたのですが、その間に
ビザの申請、家探し、仕事探しを進めて行きました。


ラッキーな事に、

仮のBSNナンバー(社会保障ナンバー)が貰え
(これが裏技?的なのがあります。これについてはまた書きます。) +
滞在許可証(Resident Permit)が手元に届く前だのにも関わらず、
"もうビザがそろそろ手元に来る直前なんだ、
手元に届いたらすぐ見せるから今からでも働かせて欲しい"
とオーナーへ交渉の末
飲食店で雇って頂けることに決まりました。(この時本当に嬉しかった)

でも肝心の家がまだ決まってなかったので

ホステルのボランティア週 25時間
仕事(パートタイム)週 10-15時間


という感じで少しハードなスケジュールでしばらく過ごしていました。
2つのシフトがうまく週5日以内で収まらない事もザラにあって、
結局週6 週7で毎日ボランティアなり仕事なりどっちか必ずシフトが入っている、
休み無しの週が続きました。(どうしようもないので、とりあえず耐えた。仕方ないよね)

3ヶ月目でやっと住める場所が見つかったのでホステルの皆とはお別れし、新しい生活が始まりました。


そんな感じで、私はこのサービスを使うことにより

ただでさえ住宅難で住む場所も簡単に確保できる状態ではない、それに加え3ヶ月間働けない身分のワーホリ生活序盤はかなり助けられました。


是非皆さまも自己責任の上、使ってみてください!


Worldpackersの他にも、
・Workaway
・Helpex (Worldpackersより会員費が安いらしい)

というサイトもオススメだと
ボランティア仲間たちから聞きました。


今日はひとまずこれで終わります!
















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