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#308 子供には罪はない

不妊に悩む夫婦は年々増している

政府も重い腰をあげ、ようやく不妊治療に対する保険適用されることが決定した

保険適用されたからといって、まだまだ高額な治療費がかかるのが現状である
したがって、色んなアプローチをしながら不妊治療と戦っている夫婦は多いはず

そんな中、新しい問題が生じてきている
それは個人間でのやり取りによる精子の提供である

個人間でのやり取りと聞いて、私はあまりいい印象を受けない
トラブルが起きた時にややこしくなるからだ

案の定、精子提供をする男性が、国籍学歴を偽って提供し、女性が妊娠し、出産をしたということだ

全く法整備のされていない個人間でのやり取りなので、国もいち早く取り掛かる必要がある

全国初の訴訟となったようだ

せっかく待ちに待った子供ができ、出産となったにも関わらず、その子供は今、児童福祉施設に預けられている

出産をしても、やはり偽られた、国籍や学歴が許せなかったのだろうか
本人の気持ちまではわからないとはいえ、私的に考えてみても子供を物のように扱っているとしか思えない
ただ、個人間でのやり取りで相手から貰った情報が間違ったものであったことに対しては、男性が責任を取らなければならない

果たして生まれた子供はどうなるのだろうか

その夫婦はまた新しく子供を作り直すのだろうか

このようなことが起こるのであれば、やはり個人間でのやりとりは禁止しなければならない
ただ、仲介役として新しい会社を挟むとなると、余計に経費がかさむ
よくあるのが、その仲介業者が高額にお金を請求し、いわゆる中抜きをしてしまうことだ

精子提供に関して、これからどんどんトラブルが起こる可能性があるので、いち早く改善し法整備が必要であれば、早く取り掛かるべきある

生まれてくる子供が大人の都合でもののように扱われたり劣悪な環境で育っていかなければならないことは避けてほしい

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