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ウェブマガジンにてあのチェーン酒場など東西の酒場エッセイを書きました

少し前の話。
繁華街というか風俗街にも近い場所にある
遅い時間の中華呑みチェーン店で、
若いにいちゃん2人をみた。
決してお行儀がいいとは言えない食べ方、食べ物の広げ方で、呑んで食べてをしていた。
なんの仕事かは大声で話す内容から聞こうとしなくても聞こえてきた。
「そっすよね、兄貴ー」「おー」
ウシジマ君かサイハラさんの世界観、もしくはIWGP(プロレスじゃなくドラマの方)。
ふたりは互いの苦労を慰め合い、さ、会計と、立ち上がる時、
兄貴っぽい人が弟分っぽい人に言った。
「いやー、なんてったって人の笑顔としあわせが一番やで」
「そっすよねー」
 
どこーにでもあるようなチェーン酒場がきらいじゃない。
おいしいかと言われたらわからへん。
雰囲気や治安がいいかと言われたらわからへん。
適当やなーっていうメニューや接客のときもないとは言えへん。
冷凍チンとかセントラルキッチンとかも少なくない、体にも悪い、添加物も油もてんこもり。
でもわたしは、例えば老舗や名店と言われる店同様に、こういった店もいいな、好きかと言われたらわからんが、嫌いじゃないなと、思ったりもします。
時に、気取った店よりもほっとしたり居心地がよかったりするとき、も、あります。

いろんないろんなひとが来る。
せやからややこしいこともあったり起こったりはきっとめちゃある。
こんなふわっと書いたらいろいろ失礼やし無責任。
でも、どんなひとでも入れるし過ごせる。
例えば、人との会話に集中出来たりとかもある。
ツッコミたくなることやものだらけだったりかもやけど、
そんなんもいいなと思ったりするのです。
いや、もっかい言うけどそないきれいごととちゃうけれど。も。
いろんなこと見逃さないようにとか考えていかな、の上で。
 
ひさしぶりの酒場エッセイはそんな「なんてことのない」チェーン酒場の話になりました。

ええように捉えたら東西酒場文化論的な、でもあります。

いやいや、そんな格好つけるのは格好悪い。

相変わらずツッコんでばっかりの、
東の酒呑みの皆さんにも西の酒呑みの皆さんにもきっとお馴染みの店たちの話です。

新年度のはじまり、
春という楽しいけれどしんどい季節、
もしかしたらこういったチェーン酒場の存在に気持ちホッとさせられる人ももしかしたらおるんとちゃうか。
老舗やええ店の良さ同様にこういった店の良さもあるんとちゃうか。
そんなこともふと考えます。

酒場放浪記。世に溢れるたくさんのグルメBlogや番組や雑誌。
楽しいですよね。役にも立つ。行って楽しい、見て楽しい。お店側も宣伝になる。
(あきらかにあきらかすぎるものや、パクリや、利用や、もあるし、問題やなと思いますが。
(このへんの話、先日、初めての店で初めての店主と偶然話題になり、めちゃ意気投合できたの、うれしかったっ、考えさせてもろたっ))

でもわたしはそれと同様に、
有名じゃないものとか、
どこにでもあってありすぎて意識的にみもしなかったり、
でもそこにあったり、そんなもの・ひとも、ああいいな、とか、本当に、思います。
このへんのニュアンス、伝えるの、むつかしいし誤解を招きかねませんが、でも、本当に。

それが、せやから、そこにある、そこにいる。

書いたり、書き残したり、でけたらなあ、とも思ったりします。しています。

よろしければお付き合い下さい。と、過去のものも、貼らせて下さいね。

お読みいただき、ありがとうです。



以下は、ちょろっとですがいつもの自己紹介 。
と、苦手なりにもSNSあれこれ紹介、連載などなどの紹介!!も。
よろしければお付き合い下さい🍑✨
ご縁がつながったりしたらとても嬉しい。

大阪の物書き、中村桃子と申します。 
構成作家/ライター/コラム・エッセイ/大衆芸能(旅芝居(大衆演劇)やストリップ)や大衆文化を追っています。
普段はラジオ番組の構成や資料やCM書きや、各種文章やキャッチコピーやら雑文業やらやってます。
現在、lifeworkたる原稿企画2本を進め中です。
舞台、演劇、古典芸能好き、からの、下町・大衆文化好き。酒場好き。いや、劇場が好き。人間に興味が尽きません。

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簡単な経歴やこれまでの仕事など書いております。パソコンからみていただくと右上に連絡用のメールフォーム✉も設置しました。

現在、関東の出版社・旅と思索社様のウェブマガジン「tabistory」様にて女2人の酒場巡りを連載中。

と、あたらしい連載「Home」。
皆の大事な場所についての話。

2023、復活。先日、新作が出ました🆕

以下は、過去のものから、お気に入りを2つ。

旅芝居・大衆演劇関係では、各種ライティング業。
文、キャッチコピー、映像などの企画・構成、各種文、台本、
役者絡みの代筆から、DVDパッケージのキャッチコピーや文。
あ、小道具の文とかも(笑)やってました。
担当していたDVD付マガジン『演劇の友』は休刊ですが、
アーカイブがYouTubeちゃんねるで公開中
(貴重映像ばかりです。私は今回のアップにはかかわってないけど)


あなたとご縁がありますように。今後ともどうぞよろしくお願いします。
皆、無理せず、どうぞどうぞ、元気でね。




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