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オンオフを切り替えないからこそ、心身のメンテナンスを大事にしたい。

先日、友人と仕事について話していると、彼女の口からこんな言葉が出てきました。

「定時まではちゃんと頑張るけど、会社を一歩出たら、すっぱり仕事のことは忘れて過ごしている」と。

彼女は、「仕事そのものに『やりがい』は求めていない。やらなきゃならないことをきちんとやって、仕事以外の時間で、趣味や自分の生活を充実させたい」と考えているそうです。

たしかに、こういう生き方もあるよな…と、あらためて考えました。

自分のような「フリーランス」という生き方は、日頃からマイペースに、自由に働ける気楽さがあります。しかしながら、日常生活と仕事をすっぱり切り分けることが非常に難しいです(人にもよるとは思います)。

というのも、私自身の毎日は「仕事」と「私生活」が一体化しているような状態だから。もうちょっと詳しく表現すると、「自分自身」という存在の中に、仕事も私生活も同じレベルで存在している…といった感じでしょうか。

私は日々「ここからは仕事の時間」「ここからはプライベートの時間」と分けておらず、24時間が続く中で、「ごはんを食べる」「執筆する」「休む」「メールやチャットに返信する」「Zoom会議をする」「調べものをする」「家事をする」「寝る」などのタスクスイッチを瞬間的に切り替えながら活動している感じ。

また、家事の最中に「あ、クライアントのA社に〇〇について連絡しておこう」と思いついたら手をとめてメッセージを出したり、家族と出かけているときに、突然「これ、仕事に役立ちそう…」などと考えたりすることもしばしば…。

「オンオフの切り替えはあるのか?」と言われたら、ないですね…。

※同じフリーランスでも、「オンオフハッキリ派」(例:〇時以降や週末は絶対に仕事をしない、メールの返信もしない)を貫いている人もいるので、私のスタイルが全員に当てはまるわけではありません。
ただ、私と同じような感覚で過ごしているフリーランスの人も、それなりにいるのではないかなと。

私は「切り替えハッキリ派」「切り替えない派」、どちらが良いということもなく、自分に合うスタイルを選ぶのが一番だと思っています。

ただ、好きで「切り替えない派」を選んでいる自分でも、やはり「仕事のことがずーっと頭から離れない」という日々は、知らず知らずのうちに心身に負担がかかりやすい…と感じるのも事実。
だからこそ、「心身の調子を整えること」を大事にしていかなくてはと思っています。

そんなわけで、昨日は「身体のメンテナンスデー」として、1日を過ごしました。

まずは持病(大したものではないです)の経過観察のために、病院へ。
その後、リラクゼーション系のマッサージを受けてきました。

職業病か…首・肩こり、腰痛には、20代のときから悩まされ続けています。もはや完全に治るようなことはないと思っているので、ケアしながら上手に付き合っていくしかないのかな、と。

昨日は数か月ぶりのマッサージだったので、たっぷり100分コースを。
足ツボからスタートし、ヘッド、そしてボディマッサージまで受けていくと、最初は軽く押されただけでも絶叫しそうだったガチガチの筋肉が、ほんのちょっとずつ、じんわりほぐれていきました。次第に、全身に血が巡っていくような感覚も…。

途中から少しの眠気と、ある種の疲労感みたいなものも合わさって、久しぶりに頭の中に何もない「無」の状態が生まれました。

春は、気候の変動の激しさで自律神経が乱れやすいのだそうです。
自分の心と体を労わって、無理なく毎日を過ごしていきたいですね。

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