まずは、一品からはじめてみよう。
料理をはじめたいけれど、どうしたら良いかわからない。
料理をしたいけれど、難しそうで、なかなかはじめられない。
一度に何品も作れる自信がない。
こんな風に思っている方も、もしかしたら居るかもしれない。
かくいう僕も、そのうちのひとり。
実家にいた時は、ほとんど料理をしなかった。
漠然と料理って難しそう、と思い、自分から何かを作ってみようとはしなかった。
新潟から引っ越しを機に、料理を少しずつ作るようになった。
それから、日々料理を楽しんでいる。
料理を楽しめるようになれたのは、最初の小さな成功体験をしたから。
つまり、一品作ることが出来たから。
一度に何品も作るのは、やはりハードルが高い。
ハードルが高いと感じることは、なかなかはじめようとは思わない。
何事も小さなことからはじめることが、本当に大切。
だからこそ、料理も、まずは自分の作りたいものを「一品」作ることからはじめよう。
自分の作りたいものであれば、それがメインだろうが、副菜だろうが、デザートだろうが関係はない。
作れた、という成功体験をすることが大切なのだ。
そして、料理をはじめて挑戦する方に伝えたいのが、レシピ通りに作る、ということ。
僕もそうなのだが、料理を失敗してしまう原因は、レシピを見ないで勘だけで作る、レシピを自分なりにアレンジすることなどだ。
勘もアレンジも否定しているわけではない。
自分の感覚で美味しく料理できる方や、自分なりのアレンジで素晴らしい料理を作る方もいる。
けれど、それは料理が出来る人、だ。
ある程度、料理を作れるからこそ、自分の勘に頼ったり、自分好みにアレンジしたり出来る。
料理をしたことがない方が、いきなり自分の勘に頼ったり、アレンジしても、料理の基礎がないから、上手くいかない。
僕で言えば、自分の勘だけで作った料理は、不味くもなく、かと言って美味しくもない微妙なものになる。
だから、料理をはじめる時は、レシピ通りに作ること。
味付けの時の調味料の量は、必ず計量スプーンや計量カップで計ること。
その上で、味見をしながら、調味料を追加して自分の好みの味に整える。
まずは、レシピ通りに一品作ってみよう。
その作った料理が、美味しかったなら。
また次も料理をしよう、という気持ちが湧いてくる。
もし、レシピ通りに作って、自分の好みに合わなくても大丈夫。
その料理は自分には合わないことがわかった、ということ。
そうやって、自分の中の料理の経験値を貯めていけばいい。
自分で美味しいというメニューが増えれば増えるほど、料理は楽しくなる。
何度も同じ料理を作ることでレシピを覚え、今度はそのレシピを見なくても作れるようになっていく。
自分の成長を感じられると、どんどん楽しくなる。
これからも自分のペースで料理を楽しんでいこう。
でも、疲れた時は、スーパーのお惣菜に頼ることも忘れないで。
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