『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.112』
自立とは、
「自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。」
とされているようです。
助けなしにと言っても見守ることは、ありだと思っています。
自分の力でどうにかする。
若しくはどうにかしようとする。
そのうえでうまくいかなかったら、そこまでの能力。
またそこから新たに能力をつければ良いのですよね。
だからボクは子どもたちに、出来るだけ自立出来るような経験をしてもらうようにしています。
そして自分の取った行動が、どのような結果をもたらしたかというところまで体験してもらうようにしています。
それで自分で対応できることは対応してもらい、それでも難しいことになりそうだったらボクが出ていきます。
先日のお祭りで子どもたちは、かき氷が買いたいと言いました。
長男坊はレモン味、次男坊はサイダー味が希望でした。
長男坊に300円を渡し、ボクは遠くで見守っていました。
そしたら並んでいるふたりの目に入ってきた文字。
「練乳かけ +50円」
ふたりはこの文字に心が揺さぶられました。
練乳がプラスになると二人で100円が上乗せされます。
受付のおばさんに注文すると、お金が100円足りないことが発覚。
今までならそこで、
「パパー、ちょっと来て~。」
でしたが、その日はおばさんにお金を取ってくることを伝えつつ次男坊をそこに待たせて、ボクのところに来ました。
「パパ、練乳かけたいから100円ください。」
ちゃんと対応できたので、オプションの練乳は無事に足されました。
その場その場で予想外のことが起きたときに、どうするかはその場になってみなければ分かりません。
その場で必要なのは、過去に体験した事例の積み重ねの中から「この場合はどのように対処すれば良いか、あっあのときの経験に似ている。」って思い出して自分で対応してみることです。
子どもたち二人とも、今回の件でまた一つ経験値が上がりました。
お金が足りないという問題にどう対処するか。
ボクを呼んでいたら、「それはいらないんじゃない❓」と言われたかもしれないものも、自分たちで対処すれば練乳がプラスされるという体験をしました。
また次は、どんなピンチが二人を待ち受けているのでしょう。
自分たちで自分たちの思う通りに行動を起こし、自分たちなりに責任を取っていけるようになっていってもらいたいと思います。
そして一人の男として自立した「カッコ良すぎる息子たち」になってもらいたいと思います。
今日も最後までご覧になってくださり、有り難うございました。
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