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UFO

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UFO、未確認飛行物体についての話です
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#宇宙人

きっと見つかる、あなたにぴったりの陰謀論

 上岡龍太郎は霊能力の話は嫌いだが、東日流外三郡誌は信じていたという。

 こういう話は笑ってはいけない。

 UFOが宇宙から飛んでくる話は否定する人が、引っ越しする時の方位を気にし、神社に厄払いに行ったという話を聞いた。

 みんな、何らかのオカルトに、どこかで頼っているのだと思う。

 日本でも結構知られているが、
「アメリカ政府は宇宙人の乗り物を隠匿し、その技術で新兵器を開発している」
 

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デニケン症候群

(無料記事に変更しました)

 ウルトラマンに「バラージの青い石」というエピソードがある。これについて作家の山本弘さんが「ウルトラマンのオーパーツ」というタイトルで、確かmixi日記で書いていた。

 このタイトルの上手さに感服した。「オーパーツ」、アウト・オブ・プレイス・アーティファクツ、場違いの工芸品。意味は分からなくても聞いた人は多い言葉だと思う。

 この場合タイトルの一つ目の意味は、「バ

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1990年代から

 UFOとか超常現象について、自分は1990年代以降どうだったろうか。
 中村省三さんの「宇宙人の死体写真集」や「赤い国のエイリアン」は買っていた。たまに思い出したように「ムー」とか「ワンダーライフ」を立ち読みして、気に入ったら買っていた。あと「X-ZONE」という「集めてバインダーに」みたいな本も途中まで買っていた。

 その程度か。と思ったが、とんでもない物を思い出した。竹書房から出て、シリー

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いいえ、アズテックです

 UFOに関して、肯定、否定問わず、よく知らない人に勘違いされている部分がある。昔はそんなこと無かったのだが。

 それは、(前置きとして判らない飛ぶものの話があって)「ロズウェル事件」が起きて、「グレイ」が発見され、その議論が延々続いているというものである。

 そんなバカな。と思った人はある程度UFOに詳しいか、記憶がしっかりした人である。

 いやいや、実は私の知り合いにも、私と同年代(19

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お前は誰だ?

 UFOとかについて調べる際に困ることの一つに、「一体この図像は何なのだ」というものがある。有名な「捕まった宇宙人」の図像にしても、誰がいつどの媒体に発表したのかは長らく謎だった。謎だったからといって、本当に異星人扱いしていた訳ではない。

 最近は世の中色々便利になってきて、図像から逆にどんな事件なのかが探れる可能性も出てきた。Googleのおかげである。ただ完全ではない。

 一つの図像を逆に

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