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【アクティブ・ラーニングの幕開け、日本の学校はどうなる?】

1989年…昭和64年。平成の幕開け。11月ベルリンの壁崩壊。

あれから30年…1989年に新学力観が登場。個性をいかす教育を目指し、教科の学習内容を削減した。生活科の新設、道徳教育の充実、社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成を目指した。

個性をいかす教育を目指して改定された、教科の学習内容をさらに削減した学習指導要領。生活科の新設、道徳教育の充実などで社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成を実現。
その後、脱ゆとり、総合的な学習の時間の新設、生涯学習へと進んで行く。

昭和天皇が崩御し、年号だけでなく、新しい時代の幕が開ける。
平成30年に生前退位があった。令和になり、年号だけでなく、新しい時代の幕が開けるのだと思う。

英語の試験が変わる。
プログラミング教育が入ってくる。
アクティブ・ラーニングが小学校から…
社会の働き方が変わる。

まさに、このタイミングで!!

学校では先生が話している間、静かにしていなければならない。自由な発言は許されない。言われたことを言われた通りにしなければならない。…

そんな働き方は変わってくる。会社には多種多様な人種が入ってくる。。コミュニケーション、共感と需要、器の大きさが求められる。文化の理解も、習慣も、、、働き方も、そんな中でどうやって働き、生きていくのか。

アクティブ・ラーニングという言葉は、実践ではない。考え方に過ぎない。主体的で深い対話のある学び。日々の授業実践は、ここを追究する。社会へ向けて生きる力、それを身に付ける目的がアクティブ・ラーニングにある。多種多様な人種の中で、日本人がどのようにして生きていくのか?協働的な働き方が出来るのか。協同学習、ユニバーサルデザイン、発達障碍に対する理解、これらをどう束ねていくのか。

考え方は一つ。シンプルなアクティブ・ラーニング。それらを複雑により細分化し分けているのは個々の教員である。

年号が変わるとしたら…昭和生まれは身を引くべきだろう。新しい時代の幕開けは、平成生まれ世代がつくっていった方がいいなと思う。社会への感覚も学び方も、全く新しい時代へ突入し出す。新しい時代は、きっと「新しい世代」とか「経験豊富の世代」とかのくくりじゃなくて、お互いを受け入れて尊重するということを、世代にかかわらず、出自・信仰・思想にかかわらず、みんなが学んで協働しなきゃいけない時代。壁を打ち壊すだけじゃなく、広げたり、乗り越えたりしながら、いろんな道を見つけたいと思う。

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