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イジメ問題に思うこと#3


旭川女子中学生いじめ凍死事件

この事件でどうしても思い出してしまう事件がある
女子高生コンクリート詰め殺人事件」だ

この事件の時もそうだった
くだらない一部の大人たちが
何らかの自分たちの保身のために加害者側を「守りすぎた」せいで
彼らは反省する機会を失ったまま
その結果 許されることなく更生もないまま
一生涯「世間の冷たい目」に晒されている

もちろんそれだけのことをしているのだから当然の報いであるし
それが一番の罰だと言う人もいるだろう

加害者の家族もまた被害者

わたしの人生はやはりおかしな運命のようで 後にその「加害者の家族」と偶然出会い
人見知りなわたしにとっての数少ない「呑み友達」だった時期がある

加害者家族であることを打ち明けられてもいないのだけど
気がついてしまったことを悟られ
それから避けられた

この事件以前の19歳の時に暴漢に襲われたのだけど 
この時の犯人もこの事件の加害者のひとりだったりもする

何かにつけ「引き寄せる」運命なのだけど複雑怪奇かな わたしの人生...( = =) 

つまり殺害された被害者は
わたしだった可能性もあったんだよね

当時10代だった加害者たちも既に中年後期

詳細は伏せるけれど
その加害者の母親が脳梗塞で倒れた

すると不思議な事故ばかりが起きた

入院中「ウッカリ」看護士の手が滑り
ベッドから落ちて腕を骨折

違う日にも「ウッカリ」目を離した隙に転ばせて前歯を数本折ったり

助かる確率が半分と言われた2度目の手術もなんとか成功し
あとは療養系の病院へ移転するだけ

そんな話を聞いていたのに
ある朝突然亡くなっていたのだという

謎な不審死…

息子であるその加害者は「もういい」と言って解剖を断った

これが何を意味するのか
想像してみて欲しい

真実を捻じ曲げること

それは誰も救われないということ


加害者を徹底的に叩いて晒して
人生丸ごと叩き潰してしまえ!!も違う

報復と復讐
そんな感情の渦へ仕向ける流れ
その先にあるのもまた「イジメ」に他ならない

そんな「負の連鎖」は起こりがちなことだ


追い詰めて晒して人生丸ごと潰すことではなく
抜け落ちている「人間性」を取り戻させるために更生させること

己が犯した「罪」に気づかせ
見つめ続けながら背負いながら
ひっそりと生きていくよう悟すことしかない

罪を償うその機会を奪ってはいけないのだ

ましてやそれが大人たちの「自己保身」のためだなんて冗談じゃない

加害児童に言いたいのは
大人に振り回される前に
辛い人生を送りたくないのなら
自分からすべて話して欲しいということ

今ならまだ間に合うから


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