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恋人という言葉に意味はありますか?

彼氏って言葉になんかモヤモヤってする。なんだかカジュアルで軽い響きに感じてしまう。だから私がnoteで書く “彼” は彼氏では無く英語のHeみたいなもの。

中学、高校の時から聞く「彼氏が欲しい」って意味が謎だった。彼氏なら誰でもいいの?って感じていた。もちろん誰でもいい訳じゃないとこは分かるけど、イケメンで背が高くて、優しくて…そんな人は探せばどこにでもいると思うから。でも付き合う人や好きになる人って、言ってしまえば自分にとって何かが “特別な人” であるべきで、実際そうなんだと思う。
だから簡単に「彼氏欲しい」なんて言えるものでは到底ない。自分にとっての“特別”を探すのはそんなに軽くて簡単なものじゃない。そんなため息つくように発していい言葉じゃないと思っているから。


私にとって彼は “彼氏”であって、でもそうじゃない。
“彼氏・彼女”みたいな言葉で言い表したくない関係で、じゃあどう表せばいいんだろう?とふと悩む。

“ 恋人” もなんか違う。元々、好きや恋から生まれるドキドキとかあったわけじゃない。無くはないけど、それよりも安心感とか信頼できるとか、頼りたいし頼って欲しい、支え合える関係になりたいって気持ちが圧倒的に大きかった。今だってドキドキするけど。だから、ドキドキを連想させる恋って言葉にもあまり当てはまらない気がするんだ。

“ パートナー ” は結婚が見えるのは気のせいだろうか。でも、恋人とか彼氏よりかはしっくりとくる。お互いに支え合うことを連想させるパートナーは意外といいかもしれない。


でもそもそも、「付き合ってください」からはじまる恋人関係はただの口約束に過ぎなくて、付き合っているから、恋人だから「好き」とは必ずしも言えない。だからセフレという関係があり、浮気があるのだと思う。

付き合っているのだから絶対に私たちはずっと一緒に居続けるなんてことはありえない。付き合うという形はずっと一緒に居続けることを約束するものじゃない。


そんなことを考えていると関係性を言葉にする必要があるのかなと思う。 “付き合う” という関係の脆さを感じる。

ただ、私の住む日本では付き合うという言葉で表現するのが分かりやすいからそう表すけど、私と彼との関係はお互いに好きで、尊敬しあって支え合いたいって思ってるし、彼からそう感じとることができる。だから私は安心してお付き合いしている。(はず) 付き合うことが一緒に居続ける約束ではないけれど、頭のどこかで「そうなればいいな」はある。

さっきから言っているように恋人関係は脆い。
だからお互い寄り添い合って、関係を続けていく努力をお互いに取っていかないと続かないものなんだと思う。

本当に、続いていけばいいな。

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