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瞳 【詩】

貴方の言葉を
受け取ったその瞬間
あたしの心は、壊れる。

貴方が貴方の心を叫ぶ度に
あたしは
泣いて
憎んで
その歌声に耳を澄ませて
ただ貴方を愛しているのだと、知る。

あの時、貴方の遥か先を見る瞳に射抜かれた時。

そう、あたしは、ただ。

貴方を愛しているのだと、知った。

神などいない。
神などいなくても、あたしはそれでいい。
貴方の救済をいつも待っているから、それでいい。


ただ。
あたしを愛さないでくれると嬉しい。
それだけ。


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