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セルフレビュー

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人形劇-monologue-「ダイヤモンド×ダスト」

 初めに言っておくと、この話は文章の接続が上手くできておらず読みにくい箇所がかなり見受けられる。

 少し落ち着いた語り口で進んでいくこの話は「人形(機械人形)とは全く関わりを持っていなかった人間が『運命の悪戯』によって人形に触れ、そして——」と要約できる。
『運命の悪戯』によって物語は人間と人形のすれ違い、その先にあるものを描いていく。

 運命の中心となる人形(キャロル・ダイヤモンド)は個性的

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人形劇-monologue-プロローグ「初恋」

はじめに

 書き始めの頃のものなので文章の拙さは多少大目に見るとして…それ以外の演出などに注目していきたい。

焦点が定まっておらず、主張が分からない。

 「プロローグ」ということになっているが書きたいものが世界観なのか、劇的な出会いなのか、少年の人間性なのか、どれをとっても全く足りておらず、結局なにも演出できていない。

読者への歩み寄りが足りていない

 言葉のチョイスにおいて、かなり主観

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