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認知症の介護

マスターズ競泳に関わる人の中には
「親の介護」というステージになり
どうしても大好きな水泳が
思うように出来なくなった…
と、いう方もいらっしゃいます。

今回は
医療関係の方、
「認知症の介護」について
お聞きしたことを
投稿させて頂きます。


認知症の症状に、
最初に気づくのは
実は「本人」です。

もの忘れによる失敗や、
今まで苦もなく
やっていた家事や仕事が
うまくいかなくなる等々のことが
徐々に多くなり、
何となくおかしい…と感じ始めます。

特に、
認知症特有の
「言われても思い出せない」
「もの忘れ」が重なると、
多くの人は「何かが起こっている」
と、いう不安を感じ始めます。

しかし、
ここから先は人それぞれです…

認知症を心配して抑うつ的になる人、
「そんなことは絶対にない」と思うあまり、
自分が忘れているのではなく、
「周囲の人が自分を陥れようとしているのだ!」
…と妄想的になる人など…


では、もし認知症の人に
「あなたがお金を盗んだ」と言われたら?

それは「もの盗られ妄想」と
呼ばれる状態である可能性が
高いかもしれません。

一番身近で介護を行っている方に
強く出ることが多いと言われており、
「いつも助けているのに、
いつも介護を行っているのに、
真っ先に自分を疑うのか!!」
と憤りを感じるのも当然です。

しかし、そのときに
「置き忘れたんじゃないの?
しまい忘れたんでしょ!?」
などと叱るのは逆効果です。

物がなくなり
(片付けた事や場所を忘れてしまい)、
本人はパニックを起こしている状態で
正確な判断などできません。

ここで怒られれば
「私が困っているのになぜ怒るのか、
もしかして盗んで図星をつかれたから、
怒るのか?」などと考えてしまいます。

また「ここにあるでしょ」と、
すぐに見つけてしまうと
「こんな簡単に見つけるんだから、
やっぱり盗んで隠した」
と思い込んだりします。

その他にも
「この人はすぐ怒るから
私のことが嫌いなんだ。
だから私を困らせようとして
貴重品を盗んで隠すんだ」
などと一方的な思い込みをするようになり、
ますます妄想や
おかしな事を言い出すかもしれません。

このような時には
「それは大変!」と
共感してあげるのが良いでしょう。

一緒に探してあげて、
本人が見つけ出せるように
「この引き出しの中は?」と誘導したり、
見つかったら
一緒に喜んだりするのが効果的です。

一緒に探す時は、
本人が見つけられるように
誘導するのがコツです。


近年では、
過度なアルコール摂取をしていた人に
多くみられる
「若年性認知症」などもあるようです。

いずれも
「脳の血流」が関わっているようです。

脳の健康のためにも
やはり水泳ですね😊

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