もり塾/ライター養成

書いて表現したい人・「書く」を仕事にしたい人を応援します。書くこと周辺のあれこれの中に…

もり塾/ライター養成

書いて表現したい人・「書く」を仕事にしたい人を応援します。書くこと周辺のあれこれの中に、スキルアップのヒントがある! 少人数制オンライン講座「ブックライター・編集ライター養成コース」ただいま第3期実践コース塾生募集中です。詳細はこちら:https://mori-jyuku.com

マガジン

  • ハウスワイフはライター志望 森恵子の再就職奮闘記

    「結婚して、子供を育てて、義父母と仲良く。それが私の人生……」 出版界で活躍し、キャリアを積み重ねてきたもり塾・塾長 森恵子も、最初は「良い嫁」を目指す専業主婦でした。 「でも、やっぱりあきらめられない。書く仕事がしたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がった森恵子の奮闘記 「ハイスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)をここに一部編集して連載します。

  • もり塾を歩いたら:「受講生」から「ライター」へ!

    「書くことを仕事にしたい!」とライター講座を受講する人は多いけれど、そこから仕事に繋いだ人はどれくらい? そこは「ライター」と「受講生」を隔てる「死の谷」。そこをなんとか乗り越えようと、もがくノムラの本音の体験談。応援してください!

  • もり塾の歩き方:ライター講座体験記

    2021年4月に開講した「もり塾・ブックライター・編集ライター養成コース」の1期生野村紀美子の体験記。なぜもり塾に入ったのか、そして何を学んだのか。これを読むことで、ライターとして成長するために必要なことが見えてきます。

最近の記事

ハウスワイフはライター志望(16)「編集長はいらっしゃいますか」

「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。 今回は第15回。地域の仕事で失敗の傷を癒し、子供を保育園に預けて、やっと、やっと、ライターとして飛び立てる! いざ、あこがれの編集部へ!! 私、求人広告、だ~い好き!4月12日。ユミの慣らし保育も済んだ。 団地の友人にシンの放課後を頼み、都心行きの電車に乗る。 「PR誌以外の仕事

    • ハウスワイフはライター志望(15)やさしい妻の顔をする

      「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載しています。 今回は第15回。子供を保育園に預けて、やっと、やっと、ライターとして飛び立てる! その矢先に、夫が言い出したのは……。 やさしい妻の顔をする1988年、4月1日。ユミの保育園入園式。 4月6日。シンの小学校入学式。 この日をどんなに待ったことか。子どもたちはそれぞれの集団の中

      • もり塾を歩いたら(2)自分が著者なら何を書く? 〜書籍の企画で得た意外なこと〜

        ライターは、ライティング技術だけでなく関連するスキルを強化すると、再依頼や紹介が増え仕事を拡充できる可能性が高まります。なかでも企画を提案するのは、著者になるチャンスというだけでなく、効果的なアピール材料になります。 採用される企画書とはライターは依頼を受けて仕事をすることが多いものですが、出版社などに自分で企画を持ち込んで応募する場合もあります。 『もり塾』では仕事を得る可能性を高めるために、「企画書の書き方」という講義がありました。 講師の方は、「本を出版したい人」

        • ハウスワイフはライター志望(14)ライターとして、生き生きしていたい

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。 今回は第14回。失敗によって自信を失い、卑屈な思いに苛まれる日々。でも、このままじゃイヤ! なんとかして本当の自分を取り戻そう……恵子は一歩ずつ前に進みます。 ミニコミ紙をなんとかしたい!前年秋から友人の紹介で、市内に無料配布するミニコミ紙を手伝っていた。 発行責任者は、前年の市

        ハウスワイフはライター志望(16)「編集長はいらっしゃいますか」

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        • ハウスワイフはライター志望 森恵子の再就職奮闘記
          16本
        • もり塾を歩いたら:「受講生」から「ライター」へ!
          2本
        • もり塾の歩き方:ライター講座体験記
          8本

        記事

          もり塾を歩いたら(1)初心者は経験不足で不安。だからこそ挑戦する

          もり塾を歩き切った後も続く、ライター修業の旅。「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」第1期を修了したノムラが、バリバリ稼げるライターを目指し、歩み続ける様子を綴ります。 「ライター」は技術を学んだからと言って、すぐに仕事を得られるとは限りません。自分で求人に応募したり、PR活動を行ったりして仕事をつかんでいく事が多いのです。私は、卒業後どのように書く仕事をしていくのか、具体的な見通しが立っていませんでした。 ポートフォリオは、ライターの履歴書もり塾ではフリーラン

          もり塾を歩いたら(1)初心者は経験不足で不安。だからこそ挑戦する

          ハウスワイフはライター志望(13)もう少し続けたい! だけど、もう……

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。 今回は第13回。編集者の放った「こんな失敗をした人はいない」の言葉が頭から離れない。すっかり萎縮してしまった恵子は、次の仕事を最後に雑誌社を辞めると決意して……。 あと半年続けてから決めることね七五三が終わった。 この雑誌の最後の仕事がまた始まる。 「気合い、いれなきゃ」って言い

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          ハウスワイフはライター志望(12)録音が……、聞こえない!

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。 今回は第12回。子育てしながらのライター業は綱渡りの日々。取材の前日、子供が熱を出した! 仕事か、育児か。葛藤と焦りが、思わぬトラブルを引き起こしてしまいます。 録音が……聞こえない!ふたつめの取材の前の日、シンは熱を出した。 今まで一度も、取材の日とシンの病気が重なったことはな

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          ハウスワイフはライター志望(11) ラフ・コンテって何?

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。 今回は第11回。ついにやってきた雑誌社からのオファー! 編集者と組んで雑誌記事を担当することになりますが、難題が次々と降りかかります。 ついに雑誌社のライターに!10月初めのある夜、女性の声で電話があった。その声は雑誌社の名を告げ、雑誌名を告げた。 とうとう、やってきた! 前年

          ハウスワイフはライター志望(11) ラフ・コンテって何?

          ハウスワイフはライター志望(10) おかあさんとおうちでいたい

          ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。今回は第10回。やっと掴んだライターへの道。もっと、もっとライターとして働きたい! でも、そんな恵子を見つめる小さな瞳。仕事か、子育てか ——選べない選択を前にして、葛藤は深まります。 おかあさんとおうちでいたい二度目の取材予定が入った。私はシンに、そっと尋ねる。 「おかあさん、火曜

          ハウスワイフはライター志望(10) おかあさんとおうちでいたい

          もり塾の歩き方(8)ブックレットがついに完成! 卒業式は通過点

          60歳目前。でも人生100年ならは、まだ折り返し地点。 これが最後の挑戦と、「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」に挑んだ野村紀美子の受講体験記、いよいよ最終回! ようやく書き上げた原稿は、何度も入念な確認作業を経て印刷所へ送られ、ついにブックレットとして形になります。 そして卒業式。1年間の研鑽を終えた後……。 執筆後も続く入念な確認作業先生からOKが出た原稿は、次に「校正・校閲」というチェックを専門家の方に依頼します。 誤字誤植だけでなく、表現や全体の統一性

          もり塾の歩き方(8)ブックレットがついに完成! 卒業式は通過点

          ハウスワイフはライター志望(9)遠くの姑、近くの友人……そして初取材へ!

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。今回は第9回。いよいよ本格的にライターとして働き始めることに。でも、当時は幼い子供を抱えた母親が働くことに対して、厳しい視線を向ける人も少なくなかったのです。葛藤を抱えながら挑んだ初取材は……。 遠くの姑結婚以来、週に一度、私は夫の実家に電話をしていた。 「やさしく思いやりあれかし

          ハウスワイフはライター志望(9)遠くの姑、近くの友人……そして初取材へ!

          もり塾の歩き方(7)私にしか書けない。だから何度でも書き直す

          60歳目前。でも人生100年ならは、まだ折り返し地点。 これが最後の挑戦と、「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」に挑んだ野村紀美子の受講体験記、第7回。 卒業制作であるブックレット。 小冊子とはいえ、その過程は一冊の書籍を作り上げることとほとんど同じです。 原稿執筆のほかに写真の選定、冊子のタイトルや表紙の考案と決定、宣伝予告原稿なども作成していきます。 メインイベントと思っていた取材は通過点に過ぎず、その先に多くの試練とタスクが待ち受けていていました。 ブ

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          ハウスワイフはライター志望(8)あなたに頼みたい仕事があるんです

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。今回は第8回。辞書編纂のアルバイトを終えて、『WIFE』にも投稿して、資格試験も受けて。でも本当は「ライターになりたい」! その言葉が口にできない自分に苛立つ。そんな時かかってきた一本の電話は……。 ホンネとタテマエの間で年末年始を夫の実家で過ごした。 1986年の年明け早々、夫は「

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          もり塾の歩き方(6)取材本番。その先に待っていた壁

          60歳目前。でも人生100年ならは、まだ折り返し地点。 これが最後の挑戦と、「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」に挑んだ野村紀美子の受講体験記、第6回。 いよいよ生まれて初めてのインタビュー取材の日、私は高揚感に包まれていました。先生が同行してくださることになっていて安心感もあり、緊張感はそれほど強く感じていませんでした。 しかし……。 念入りに準備。高揚感に包まれて取材現場へ一度きりの取材。やむをえず追加取材をすることもあるそうですが、基本的には一発勝負です

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          ハウスワイフはライター志望(7)なんとか、するのよ! このチャンス!

          「ライターになりたい!」 熱い思いひとつを胸に抱えてライターの階段を駆け上がったもり塾塾長・森恵子の再就職奮闘記「ハウスワイフはライター志望」(社会思想社 1992年)を一部編集して連載します。今回は第7回。ある日、わいふ編集部からかかってきた一本の電話。それは辞書の編纂に関するアルバイトの誘いでした。仲間の応援を背に受けて、恵子は一歩ずつ夢への階段を登っていきます。 チャンスがやってきた!毎日の育児と家事に、木曜日の午前中は「いっつ みぃ」。秋から毎週土曜の午後に「婦人問

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          もり塾の歩き方(5)取材にはビジネススキルと愛が必須

          60歳目前。でも人生100年ならは、まだ折り返し地点。 これが最後の挑戦と、「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」に挑んだ野村紀美子の受講体験記、第5回です。 卒業制作として、受講生たちが取材した人物について原稿を書き、それを一冊の小冊子に仕上げることになりました。講義も、取材のやり方や写真撮影など実践的な内容に深まっていきます。「本ができる」と聞いて、私は不安ながらもワクワクする気持ちの方が大きかったのを覚えています。しかし、いざ始まってみると……。 取材のた

          もり塾の歩き方(5)取材にはビジネススキルと愛が必須