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恐怖は「見える化」したら、ラクになる

わたしは、お金が怖い。あと、時間が怖い。

正しく言うとお金の「管理」と、時間の「管理」ができない。だから、怖い。

若いころ、というかそろそろ34歳になるつい最近まで、まったくお金と時間の管理ができていませんでした。

なんとなく、肌感で、ざっくばらんに「管理」しているつもりで生きてきたような気がします。

だから貯金なんてほとんどできていなかったし、仕事でも、今すぐやらなきゃいけないことを後回しにして、よく怒られたものです。

給料明細を見るのは好きだったけれど、自宅に届く何らかの支払い用紙は、開きもしないで、カバンの奥底にずっと入りっぱなし、なんてこともしばしば。

終わらない仕事は、時間を後ろにのばせばいいだけだと後回しにして、どんどん無駄に残業していた、懐かしいあのころ。

でも最近、ようやくその「管理」が、ほーんの少しだけ、できるようになった気がするのです。

それはとっても簡単な方法で、お金と時間の使い道を「見える化」したこと。ただそれだけ。

たったそれだけのことなんだけれど、ずいぶんお金や時間に追われなくなって、心に余裕ができたような気がするのです。

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改めて振り返ると、お金や時間の管理に対してずっと向き合えていなかったことの理由は「得体のしれないものに対する恐怖」だったのだと思います。

「得体のしれないもの」というのは、仕事の量だったり、何にお金をつかっているのか、ということだったり。

まぁ実際は得体は知れているわけなんだけれど、お金の使い過ぎやスケジュールの後回しの自覚があるので、怖くて向き合えないでいるのです。

でもその恐怖から逃げないで、お金も、時間も、できるだけ見える化すること。

時間は、週初めにGoogleカレンダーに1週間のやることと、そのタスクにかかる時間をできるだけ正確に入れていく。それを俯瞰することで、怖さが少し和らぎ、月曜を迎えるのが怖くなくなりました。

そしてお金の管理は、夫にすべて現状を話しました。どう改善していったらいいかをアドバイスをしてもらい、今では毎日使った分だけ、アプリを使って入力していき、月末に見直す。そうしたら、貯金も以前よりもできるようになりました。

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何を今さら、と思う人もいれば、わかるよ、と言ってくれる人も少しはいるのかな。

怖さを感じるものというのは人それぞれなんだろう。

なにか前に進まないことがあるとき。いくつになっても、どうしても逃げたくなるようなことがあるとき。

そんなときは、一度その恐怖を「見える化」することをこれからもしていこうと思う。これがまた難しいんだけれど、案外一番近道なのかも、と気づいた出来事でした。

見えてしまえば、なんてことないことだったと気づけることも多いものです。

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今回の内容は、以前stand.fmというラジオで以前お話した内容です。日々多くの方に聞いていただいているのを見て、同じような方って多いのかな、と思い、note用に書き直してみました。よろしければ放送も聞いてみてくださいね~




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