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社交不安障害(SAD)治療をして1年

2021年の夏に心療内科で社交不安障害と診断され
治療(投薬メイン)をして1年ほど経ちました。

社交不安障害とは、下記です。

人前で注目が集まるような状況で、強い不安や恐怖、緊張を感じ、何か失敗して自分が恥をかくのではないかという心配や強い不安を感じる病気を社交不安障害(SAD)といいます。また、社会不安障害、あがり症と言われる。


自覚症状が出た頃について

2021年〜2022年の前半、仕事や生活疲れなどがあって、意識があるときは常に”消えてなくなりたい”と思ってました。
とにかく全てに恐怖を感じるようになり、
ごはんをたべる、人と会う、運動する、すべてが体力気力を要する行為。
ベッドで眠りつく瞬間が一番の安全で、それ以外の時間は常にジェットコースターに揺らいでるような、常に精神が過呼吸しているような日々。

とはいえ続けてきた生活の一部をSTOPしてしまうリスクも知っているので、朝這うように起きて仕事をして。
自分の業務は基本的に人と話すことが多く、コンペに出たり、チームワークも多く、よく言えば刺激的な日々で飽きることがないけど、その分何が起こるかわからない不安とか、予期しないエラーもあって。
仕事に対する不安とフロントに出るときにひどい緊張があるので、都度頓服薬を飲んでいたりします。

治療について

治療の方向としては、毎日薬を飲んでいます。
俗にいう、抗うつ剤です。

一時期元気になった気がして、自己判断で断薬したら
すっかり元に戻ってしまい、しんどい日々に。
お医者さんを信用して言われたことちゃんと守らないといけない、、しばらくまだ飲み続ける必要はあるようです。

心療内科はいろいろあるけど、最初は都会ど真ん中の土日もずっと空いているところに行きました。
それがすごくて。待合室に人がぎゅうぎゅうに。
まるで工場の流れ作業のように診察→薬をもらう流れ。
診察してもらったら、「本当に体調悪い人はここまで来れないから」と睡眠薬を処方されて。まるで心療内科のコンビニでした。
大学院で臨床医してる友達に相談したら、病院変えたほうが良いとのことで、初診をしっかりしてくれる病院へ。初診で1時間近く話聞いてもらい、診察を受けて薬をいただいて今に至ります。
今は月1ペースで代々木に行ってます。


周囲に伝えるか問題について

今年の8月に上司に一応自分の症状を打ち明けました。(ちょうどお盆前に、フィンランドに行く前に、えいや!!という気持ちで)
迷惑かけたり誤解を生むことは避けたいけど、症状が悪化したら何か支障があるかもなと。
可も非もないけど、話せたことがとてもすっきり。
上司は生まれながらの陽キャなので目が点だったけど、
とても緊張してしまうこと、体調が悪い状態が慢性的なこと
業務上に関わる人には事前に知ってもらうことは大事かもしれません。

「全然わからなかった!」
と打ち明けた人に言われると、健全に見えているようでホッとしたり。

ただ、自分のなかでも精神面の病気ってどこか甘えのようにも思っていて。
鬱やADHDやHSPや適応障害など、心療内科に行けば何かしら判断が降りるのも事実。
だから、よほど伝えないといけない人以外には言わず、平常に暮らして行きたいです。
いろんな偏見もあるだろうし。



山に行ったり、
出来るだけ静かに過ごせる場所に行ったり、
とにかく自分がリラックスできる状態を探してはや1年ほど。

その結果人的交流は減り減りだけど
少し改善されてきたかなあ。

気持ちが前向きに生きれますように。

なんとなく保存してた画像を最後に。。笑

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