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今どきの世帯持ちは会社に愛社精神を持つと首が回らなくなる

人が会社を動かし、社会が人で成り立っている以上、会社は時間経過により形態は変わっていくもの。いつまでもずっと続いて欲しいと願い、続けるために頑張っていても、その理想郷を維持することはできない。

大手ITコンテンツプロバイダーでもアパレルメーカーであっても、株主、役員陣がその理想郷の維持を務めない限りいとも容易く崩れ去る。

チームで部署や職種の文化を守ろうと頑張っても、それを理解しない人間によって揺さぶりかけられ内部外部から崩壊してしまう。

会社や人を心から信用してはならない。

原点を動かしてはならない。必ず最後は自分が戻れる原点は自分が決めるべきで人や会社に依存させてはならない。

パッションを持ち愛社精神を努めても、時代の流れによりその会社を愛せなくなるときが来る。その時に実家とも呼べる原点がないと家庭が回らなくなる。

我々は独身ではない、守るべき家族がいる。

独身時代であれば会社に全部投資しても万が一会社という点が消えてしまっても、今いる点が原点となりまたそこからスタートを切れる。

しかし世帯持ちはそんなフットワークは軽くない。

給与がなくなれば飯を食べさせることも家賃を払うことも、保育料や学童に通わせることもできない。食事と違い保育園や学童は一度抜けると再加入が難しい。年単位になることもある。その間子どもの世話を現実的にどうするのか解決せねばならない。

会社はもう世界時代においていかれ余裕などない

今の時代会社が守ってくれる時代ではない。会社もそんな力は残っていない。自分の維持することで手がいっぱいなのだ。そんな状況で社員の生涯保証などできるわけがない。時代についていくため、常に成長しつづけるために柔軟に形態を変え、進化しつづけなければならない。だから理想郷を維持することはできず、会社に愛着が失せるのだ。

会社にぶら下がる時代はとうの昔に終わった。

今は会社を複数ぶら下げる時代だ。会社のカードになるな、会社を手持ちのカードに入れる時代だ。

原点を会社都合で動かさず、ワガママ言う会社は切れる状況に持っていくことが重要だ。