イタリアの北部にある、ヴァッレ・ダオスタ州の州都であるアオスタへ
行ってきました！

　まずは車でArpuillesというアオスタにある山へ直行。標高1017mの山ですが、頂上までは行かず、途中で車を駐めて、山の上から銀世界のアオスタの街を一望できます。(冬は寒いので、スキーと同じような服装をお勧めします。）

　紀元前25年、ローマ帝国軍がこの地を征服し、ドラ・バルテア川(Fiume Dora Baltea)とブティエール川(Buthier de Valpelline)という2つの川の合流点に、アウグスタ・プラエトリア（Augusta Praetoria）と言う都市を建設したのが、現在のアオスタの起源になっています。その為、アオスタには数々の古代ローマの遺跡が残っています。

地図と照らし合わせて、ローマ都市特有の碁盤目状の規則正しい都市を山の上から見下ろし、古代ローマの遺跡を探すのも楽しいです。

そして、街へ降りて朝食！

アオスタのメイン広場にあるカフェ&レストラン（PAOLO GRIFFA)
高級料理と素晴らしいスイーツを味わえます。
普段あまりスイーツを食べない私ですが、徹底して素材にこだわったからこそ
できるシンプルな味を、存分楽しみました。

さて、山から眺めたアオスタの街を実際に歩きます！

2000年のずっしりした重みのアーチから、向こうの山の景色が見えます。
四季それぞれの景色を見てみたいですね！

最も保存状態の良いローマ時代の門の 1 つ。周囲を覆っていた大理石の跡が今も残っています。アクセスは無料です。

大聖堂の地下にこんなに大きな回廊があります。

大自然とローマ建築の壮大さを感じます。イタリアローマでは、なかなかみる事のできないローマ建築と雪！　冬はお勧めです。

山から眺めた古代ローマ建築の数々を、街に降りて間近にみる事ができました。
キリッとした寒さと綺麗な空気の中でのお散歩の後は、モンブランへ！
（モンテビアンコ）

skywayで一気にPunta Helbronner(3.466 m)まで！
(エルブロンネル展望台)

小さな空港か？と思うほどしっかりした作りの建物で、モンテビアンコ（モンブラン）をはじめ、アルプスの名峰を眺める事ができます。展望台では、パスタやポレンタなどの簡単な昼食を、大人39ユーロ、子供20ユーロで食べる事ができます。

海のように永遠に続く山や氷河。ただただ綺麗と言うだけではなく、自然の厳しさも身体で感じました。これを見る前の自分と見た後の自分の何かが変わったとまで思うくらいの大きな経験をしました。登山をする人たちの気持ちが少しだけわかったような気がします。

溶け続けている氷河へ手紙を書いて投函できる場所がレストランにありました。
子供達は、氷河がんばれ！溶けるな！と、何通も手紙と絵を書いていました。

ヨーロッパの4大名峰、西ヨーロッパ最高峰のモンテビアンコ（モンブラン）、
モンテチェルビーノ（マッターホルン）、モンテローザ、グランパラディーソを眺めながらのスキーの滑走は、ここアルプスの真ん中に位置するアオスタならではです。フランス側、イタリア側と国境を超えたスキーを楽しむ事ができます。

山から降りて、再び街へ！
クリスマスマーケットを散歩しました。
（Mercatini di Natale in Valle d’Aosta）

中世のフォークダンスを踊っていました。

夜の散歩も、とても綺麗です！

北イタリア、アオスタの観光いかがでしたか？
たった1日でこんなにたくさんの経験をする事ができました。
アオスタの魅力はやっぱりあの、大自然と古代ローマ建築です。
スキーの合間に街を散歩するなど、冬のアオスタはお勧めですが、
次回は、草花を楽しめる季節にも行ってみたいと思います。

　ちなみに、帰りは、アオスタとブレーシャ（自宅）のちょうど間にある
Novara のピッツェリアでピッツァを食べました。

写真がありませんが・・・・

Pizzeria Giulio Cesare
PIZZERIA GIULIO CESARE
Viale Giulio Cesare 14
28100 Novara

古代の麦４種類から選んでピザを注文できるという
特別な体験ができるピザ屋さんです。
是非、行ってみてください。