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今週の選挙(2024 3.25&31投票)


 (無投票含め)40件選挙が有った先週から一転、今週は3件プラス1件です。
 この「プラス1件」とは月曜日に投開票済みの選挙で、既に結果が出ています。 まずはそちらから御紹介します。




◎【3/25投票】秋田県・小坂町議会議員選挙(定数10/11人)

 定数が前回から2議席減る中、現職7人新人4人が立候補し政党別では公明と共産が1人ずつ立てた選挙は、新人1人が落選。 女性候補1人(公明)は当選しました。

 水曜告示で月曜投票。 日曜投票になると役場職員に休日出勤手当を出さなきゃなので、平日投票にするコトによって経費が削減できるそうですが、役場の都合で有権者の投票が不便になっちゃかなわんなぁ・・・ と思っていたら投票率が74.40%(前回比マイナス1.64ポイント)と高かったので、それならアリかと。 小さな自治体だからこそ可能な技ですね。
 共産候補の現職は前回8位。 定数削減で厳しい状況でしたが、次点と僅か5票差ですが最下位で当選しました。 勝てば何より、というコトで。


◆【取材予定】岐阜県・郡上市長選挙

 4期務めた現職が退任を表明し、次の座を元郡上市民病院医師と元市議の2人による、12年ぶりの選挙です。

 まず昨年9月に元市議が出馬を表明。 市議時代4回の選挙で1位が2回、2位が1回(無投票が1回)という選挙に強い人です。 議員歴16年ながら未だ44歳と若く、HPは無いですがSNSを積極的に活用して支持を訴えています。
 元市議の出馬表明から1週間後、副市長が「現市政を継承する」と立候補を表明したため有力候補と見られましたが、10月に元医師が出馬表明したコトを挟んで11月、副市長が健康上の理由で不出馬を表明してから構図が一気に混沌としています。 情報があまり出て来ないため各政党が、そして現職がどちらを支援しているのかは現地に行かないと分かりません。
 コレは面白い選挙のような気がします。 取材に行きますね。


◆【取材予定】岐阜県・郡上市議会議員選挙(定数18/19人)

 現職10人新人9人が立候補し政党別では共産が1人立てた、女性候補3人出ている選挙です。

 市長選と同日に行われる市議選。 現職が8人不出馬し新人が9人出馬しているので改選後の顔ぶれがガラリと変わるコトになります。
 唯一政党の看板を背負っている共産候補は3期目を目指す77歳(最年長タイ)。 前回は10位で当落ラインより4割ほど票が多いので、それを見る限りは安泰に見えますが油断は出来ません。 議席を維持できるでしょうか。
 新人が多いですが最年少候補が49歳と若さを前面にアピールできる年齢だとはいえず、世代交代がテーマではなさそうです。 市長選取材がメインになりますが、合わせて取材します。


◎岩手県・平泉町議会議員選挙(定数12/14人)

 現職12人が全員出馬。 新人2人が加わって争う選挙で、政党別では共産が2人、公明が1人立てた、女性候補2人の選挙です。

 先週に引き続き、「“定数プラス2” の選挙に共産候補2人」という構図の選挙です。
 先週は京都府南山城村議選が2人とも当選した一方、秋田県羽後町議選が2人落選となったので「とりあえず1人は・・・」なんてコトは有りません。
 コチラの候補は先週同様2人とも現職で両者3期目を目指しますが、前回が10位と12位。 結構ギリです。 さぁ、一体どうなるでしょうか・・・


以上となります
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます


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