見た目って本当に大事?!映画キューティーブロンド、ヘアスプレーより。見た目で判断したら損するぞ!🥺

皆さん突然ですが、見た目って大事だと思いますか??
現代はSNS戦国時代🔥
今まで以上に見た目が重視される世の中かもしれません。

でも、見た目に引きずられて物事を決めるとトホホなことになるかも🥺って映画を紹介します。


キューティ・ブロンド(2001、アメリカ)

主人公エルは彼氏から振られるところから物語は始まります。振られる理由は「ブロンド(金髪)だから」でした。彼氏は政治家を目指しており、金髪のパートナーはイメージが悪いと判断したからです。
振られたエルは、リベンジするためハーバードのロースクールを目指し合格します。

実はエルは頭が良くガッツもあります。ただ、金髪だったり、ファッションが派手だったりとで、周りや親からあまり可能性を見出されていませんでした。
エル自身もそうでしたが、ロースクールに行き、友人を法律の知識で助けることで、自立して生きることの喜びを実感します。

また、ロースクールで色々な人たちとの出会いを通して、人を見た目で判断してはいけないことを学びます。


ヘアスプレー(2007、アメリカ)

ミュージカル映画です。舞台は1962年のアメリカボルチモア。
この映画は本当に好きで、語るべきことが満載なのですが、今回はトレイシーとリンクに焦点を当てます。

主人公トレイシーはいつでも前向き。ダンスが大好きで、地元のダンス番組に出ることが夢です。しかし、スタイルがビッグサイズなため、オーディションは不合格。
しかし、ひょんなことから、そのダンス番組の人気ダンサーであるリンクと知り合いになります。

リンクは、トレイシーと出会い、彼女のダンスや、前向きで正義感のある、そして自分を愛する性格に惹かれていきます。
彼は、ルッキズムの塊みたいな人でした。
自分の外見を良くすることに注力していましたが、トレイシーと出会い、外見で物事の良し悪しを決めないようになります。

どちらの映画も前向きで明るい作品。

しかし、どちらも見た目で勝手に判断されることの悲しさが描かれている作品でもあります。

見た目で判断されるってつらいですよね💦
私も思い当たる経験があります。

それは、当時の友人から「服装で親しくなる人を決める」って言われたことです。

私は筋力が少ない身体障害があります。呼吸もしづらく、手足も充分に動かせられない、そのため車椅子生活でもあります。

大学時代に量産型大学生ってのに憧れていました。
それに加えてマッシュルームヘアーにしたかったのですが、髪のセット(特にドライヤー)が身体的にしんどく、住居の環境や親の理解も乏しかったため、結局諦めていました。

色々事情があって満足に外見をつくれないなかで、そこを切り取られて中身や趣向を判断されることが私にはショックでした。そういう周りの目や社会が。

私は車椅子ユーザーです。しかしそんな私を車椅子ユーザーとしか見なさない目はたくさん感じてきました。

私は男性だったり、20代だったり、音楽が好きだったり、カーディガンが好きだったり、政治に関心があったり、歯磨きは下の歯から磨くことだったり、、、色々要素があるにも関わらず、車椅子ユーザーつまり障害者としてしか見なされず判断されないことはしばしばあります。

それでも自分を愛し、自分らしく暮らすことを続ければ、誤解がなくなることはあるのでしょうか。見た目だけで判断されない社会はつくれるのでしょうか。
また、それでも見た目は大事だと思いますか?
皆さんはどう思いますか??🥺


執筆者、ハイサイ・オ・ジサン

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