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✓さいはての家/彩瀬まる

▽あらすじ
駆け落ち、逃亡、雲隠れ。
行き詰った人々が、ひととき住み着く「家」を巡る。
家族を捨てて逃げてきた不倫カップル『はねつき』、
逃亡中のヒットマンと、事情を知らない元同級生『ゆうらうめ』。
新興宗教の元教祖だった老齢の婦人『ひかり』、
親の決めた結婚から逃げてきた女とその妹『ままごと』、
子育てに戸惑い、仕事を言い訳に家から逃げた男『かざあな』


▽感想
さいはての家ってもうこの先行くところがないってことなのかな。
そのくらい、追い詰められた人たちがやって来る。
不倫も逃亡も、何かから逃げてきた人たちは、肩身が狭い。

確かに共感できる人たちではなかったけど
こういう人、寂しい人苦しい人たちがいるんだなと思った。

ここに逃げてきた人たちは“次“はどこに行き、
どうなったんだろうと気になった。
幸せになったのか、それとも・・・。


✓さいはての家/彩瀬まる/集英社

↳サンプルもありますので、ぜひ

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