Half My Life 〜 僕の半生(2)
僕は高校を中退してから約2年間、家に引き籠って音楽を聴きまくっていた。
ジャンルはいわゆるJ-POPと洋楽半々である。
この頃から僕は弟の僕に対する態度が冷たくなっている事に気付いていた。
僕は18歳の時に母親に入学金を払って貰って札幌の専門学校に入学すると同時に学生寮で生活した。
僕は2000年に母親が亡くなるまではっきり言って母親のすねをかじって生きていた。
僕が仕事やバイトが長続きしなかったのに辛うじて生きていけたのは母がいたからであった。
18歳の時にいわゆる初体験をして童貞を棄てた。
切っ掛けはある夜の店で声を掛けた女が向こうのほうからセックスを誘ってきたので、何の苦労もせず出来た。
しかし、翌日、付き合いたいと思って教えて貰った電話番号に掛けたら通じなかったので、それっきりで終わった。
僕が札幌で最初に働いたのはその店だった。
カラオケをステージで歌えるのと当時ディスコと呼ばれていたような踊れる時間があったのが売りの店で、バブルの頃ならではの店だった。
しかし、まだ18歳だった僕は20代半ばの先輩にいじめを受けてやめた。
1993年に当時、「大検」と呼ばれていた試験に2度目で残りの科目に全て合格し、高卒認定資格を取得した。
札幌にいる時はいわゆる夜の仕事の他にコンサート会場の設営スタッフや警備スタッフなどの仕事をしていた。
その年、僕が二十歳の時に初めてキーボードを買い、プロのミュージシャンを目指した。
2020.7.26加筆修正
2023.7.12加筆修正
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