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年間ベスト・アルバム 2018年
9. Interpol「Marauder」
00年代初頭のロックンロール・リヴァイヴァルを彩ったバンドたちの大半は姿を消したり、停滞にもがき苦しんだり、一生懸命時代に媚びを売ってはみたものの相手をされもしない、というのが現状の中とにかく得意なことをブレずに続け、サヴァイヴしたのは意外なことにインターポールだった。ギターとベースとドラムによるロックという逆風でしかないフォーマットにも関わらず単なる
シナリオ、お話の組み立て方。米国(ハリウッド)的と日本的の違い
これもまたリクエストからです。
「日本と米国の脚本、シナリオの作成の違いって良く言われるけど、どの辺が違うんでしょう?」
ははぁ、なるほど確かに。ふんわりとすぎるし完成度ではなんか米国や欧州ものの方が凄そうに見えますね。fuluとかNetflixのドラマとか。
つたない知識ですが、おいら的に感じたところをつらつらと書いて行きましょうか。
起こりの違い。米国はキャラ重視、日本はシーン重視。
起
阿部公彦×都甲幸治 「大学の先生は、普段どうやって本を読んでいるのか」 @下北沢B&B
阿部さんのいうところの「都甲モード」なトークが楽しかった。都甲幸治さんの話を聞いたのは初めてだったけど、彼にとってのアメリカ文学を音楽に置き換えるとそのまんま僕になるとずっと感じていた通りの人でなんだか嬉しかった。
人前だとやはり「都甲モード」で文章のなかにたまに素が出るというのは阿部さんの言う通りだなと思う。お恥ずかしながら阿部公彦さんの著書を読んだことがなかったけど、昨日の対談で興味を持ち早
【お知らせ】音楽メディアTURNのBeck特集に寄稿しました!
来週、台風と一緒に来日が迫っているベック。笑
そんな彼のキャリア13作すべてを振り返りながら、彼がいかに新旧大衆音楽(ポップ・ミュージック)を多層的なアプローチでアップデートしてきた作家なのかを検証するという意欲的な特集に寄稿させてもらいました!
僕は個人的な一番のFavoriteであり、かつ最高傑作だと思っている『Sea Change』と最新作『Colors』の2作について書かせて頂
【映画】"Session"を観て
偉大なる才能とは然るべきタイミングで、然るべき人物の導きにより、然るべきコンテクストで現れ、そしてその才能が発露したとき、然るべき人物が目撃し、然るべき形で伝える。
この循環なくして、偉大なる才能は偉大なる才能として世に残り、次なる才能を準備することはない。
その循環が起こりにくくなっていることへの失望と警告であると感じた。
流通のフォーマット(ヴァイナルかCDかデジタルか・・・)や伝えるフ
【8−9月分プレイリスト】HYPE MACHINEで見つけた素敵な音楽たち
拙ブログで定期的にHypeMachineからのお気に入りを(実際、不定期w)紹介しているシリーズ「HYPE MACHINEで見つけた素敵な音楽たち」。
そこで紹介した楽曲をYouTube上である程度まとめてプレイリスト化していくことにしました。
取り急ぎ、8〜9月に紹介したものを。↓
http://www.youtube.com/playlist?list=PLjmm3SUj9cYOLPJ-
【告知】WEBマガジンQeticにBANKSのインタビュー記事が掲載されました
拙ブログでも地道に紹介し続けてきた思い入れ満点の超絶美女SSW=BANKS(バンクス)へのインタビューが先ほどQeticにて公開になりました!是非ご一読頂き、彼女について少しばかり理解を進めてからデビュー・アルバム『Goddess』を聴いてみてください!
⇒ http://www.qetic.jp/interview/banks/117886/
【インタビュー】美女ながら素顔は意外とガーリー。米
The Nationalが示した可能性
30代や40代になってそこそこの金を得て、いい服やメシを覚え、家族を持った。だからと言ってモヤモヤした何か、一種の虚無感が消え去る訳じゃない。そんな当たり前のことを何気にロックは看過してきた。のかもしれない。いや、きっとそうだろう。色んな妥協を抱えて生きることを安っぽくせず、開き直って若さを否定することもなくそのモヤモヤを表現できたのがザ・ナショナルなのかもしれない。
彼らが成功したのはアメリカ