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家族の呪い

私は家族とあまり仲良くない。
父も母も妹も人の心がわからない人達だから、いつも深く傷つけられるため距離を置いている。

期待しては裏切られて、失望して、悲しくなるのが嫌なのだ。
私は本当は皆のことを好きになりたいのになれない。

なんで、やっとの思いで打ち明けた秘密をあっさりばらすのか。
なぜ、自分の要望を私がさも望んでいるかのように言うのか。
人の話を聞かないのに、一方的に愚痴を話して「家族だから我慢しろ。聞き流せばいい」と言えるのか。

私が何に悩み、何を考え、どうしたいのかとか、どうしたら喜ぶのかとか考えられないんだろうか。
家族だから思いやりは不要だと思えない。
それぞれ別の人間なのだ。同じ家で育っても、飯を食っても、別の人間なんだ。

場当たり的に耳障りのいいことを言って、あとで知らんぷりをする。
今日そんなことがあったので疲れてこれを書いている。

家族のことで傷つくたびに思う、私まだ期待してるんだな、
私がほしいかたちの愛を求めてるんだなと。
すごく疲れる。悲しい。ひとりぼっちだ。

それでも、一応会ったりして体裁を保っていたけど、今年の正月は帰らないことにしている。これ以上はもう無理だ。
私の今の精神状態であの人たちとコミュニケーションするの、無理だ。

結婚したいなあと思う。変わらない愛が、私のほしいかたちの愛がほしいなあと思う。
そう思っているうちは、愛されないだろうということもわかっている。
それでも、私は愛の人でいたいんだ。
思いやりと優しさを忘れずに、それを分かち合える人を大切に、前を向くしかないんだ。

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