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いろんな病を抱えて生きる

そういえばロクな自己紹介ができていなかったので、今更ながら私が抱えている病気について、時系列で説明しながら自己紹介をしたいと思います。

(1)てんかん

いろんな種類がある病気なのですが、私は原因が不明な突発性てんかんです。
中学生の時から患っていて、意識がなくなるけいれん発作があります。
薬でコントロールできているので10代以降に発作はありません。
100人に1人はいる、珍しくはない病気です。
普通に会社に勤めていましたし、オープンにして車の免許も取得していました。
見た目では分かりませんし生活に支障はないので人に言うことはないです。
複数の友人から、てんかんって怖いよね、(けいれんの様子が)エグいよねと言われて答えに窮したり複雑な気持ちになったことがあります。

(2)IgA腎症

慢性腎症。大学の頃に検診で発見されました。
ざっくり言うとIgAという免疫が腎臓を攻撃してしまう病気で、原因は不明です。
尿検査で血尿やタンパク尿の異常値が出たり、風邪をひいた時に茶色い尿が出たりします。
国の難病に指定されています。
私は比較的症状が軽く国の医療助成制度から漏れているのですが、長いこと発症〜鎮火〜再発を繰り返しています。
3ヶ月に1回有給をとって病院に行ったり、扁桃腺を取る手術をしていました。
症状は落ち着いていますが、将来腎不全や透析になる可能性もあります。

(3)うつ病

仕事のミスマッチ、上司のパワハラで21年から発症。休職を経ても寛解せずに退職しました。
今は療養生活を送りつつ、就労移行支援で復職のための勉強や訓練をしています。
抑うつ感はあまりなく落ち着いていますが、失敗したり急なストレスを感じると寝込みます。

(4)PTSD

安全と思えない家庭に育ったことで発症しました。
うつの治療をしていく中で病気が発見され、今もなお未消化な部分があります。
機能不全家族、家庭内不和、アルコール問題、親子逆転、情緒的虐待、マルトリートメント、解離性障害、現実感消失症などがキーワードです。
知識が足りず自分でもまだよく説明ができません。
現在の症状は感覚過敏や感覚鈍麻、世の中に対する信頼感の欠如などがあります。
精神疾患はたくさん種類がありますが、その中でもPTSDは理解されにくい病気かもしれません。


まとめ

ということで私が抱えている4つの病気を紹介しました。
他にも病気ではありませんが、いくつか特性を持って暮らしています。
そのせいで子供の頃から生きづらさを抱えてきました。
そういう困難さや逆境体験が体に現れているのかな、とも感じます。

『身体が「ノー」と言うとき』は休職中に読んだ本です。
感情の抑圧が身体にどう影響を与えるか、たくさんの実例と共に紹介しています。
私の今や人生自体を表していると思う本です。
言葉でノーと言えないと、体が病気という形でシグナルを送ってくるそうです。
これまで10年ごとに何かしらの病気を患ってきました。
これ以上シグナルを発しなくてもいいように、心も体も労って暮らしていきたいと思っています。

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