ここまで嘘のような崖っぷちからの逆転人生を書き記して来ました。
2度の休職、次はもう退職という崖っぷちでいろんな条件が重なり奇跡的にサラリーマン人生を復活させることができました。

ここで勘違いだけは絶対にしてはダメだと思っています。
自分の力だけで今の自分があるのではない、私心を持たずに会社のため、仲間のために自分があることを絶対に忘れない。

自分の仲間が困ってたらサポートして守って行きたい。もう自分のような不遇な経験を誰にもさせたくない。
これからはそんな気持ちで生きていきたいと思います。

そういえば、昔のパワハラ上司ですが、社長から、もとの所へ相談に行けと言われて彼の部下を通して連絡がありました。
直接会って話を聞きましたが、実際に喋ってるのは彼の部下で、パワハラ上司はほとんど黙ったままでした。
昔パワハラした相手に相談するなんてプライド許さないんだろうなとこちらも目を合わせないでその場は終わりましたが翌日彼からメールが来て、「いろいろ教えて頂きありがとうございました。」と書かれていました。
この先何があっても心から彼を許す事は一生無いと思います。
しかし、彼の呪縛から解き放たれた気がしました。
今でも心が苦しくなる時がありますが、きっとこれからは大丈夫。

最後に天地人と言う言葉知っていますか？
もともとは孟子の教えらしいですが、戦国武将の上杉謙信が使ってた言葉で有名です。

何事かを達成しようとする時、天の時を得ていて、地の利がなければ成就できない。しかし、それらを得ていても、人の和がなければ成就できないという意味です。

崖っぷちから這い上がれたのはまさにこの天地人が揃った奇跡だったのかなと思っています。

天の時
コロナ禍というピンチが逆に浮上のキッカケでした
地の利
学んだＩＴスキルを活かせるフィールドができた
人の和
上司が代わりまわりのサポートがあった

状況はいつか変わります。
状況が変わった時のために諦めずに備えたこと。
そして理解者を見つけて仲間を大切にしたこと。
たった独りで状況を変えられる人もいるかもしれません。
しかし、僕には仲間がいたから理解者がいたからできたと思っています。

全部読んで頂きありがとうございました。