見出し画像

入社式から15日、退職代行サービスに駆け込む新入社員がいるそうです。それも少ない数じゃないとのこと!まだ研修中じゃないの?・・アルバイトじゃないんだからね!

こんにちは、DJムッチーです。
最近街中で、若手社員に引率されている新入社員の列をよく見かけます。
僕も新入社員の頃は、人事課の先輩の引率で工場見学とか得意先の見学とかに行きました。僕はお気楽だったので結構楽しかった思い出がありますけど、最近の新入社員の皆さんはどんな思いなんでしょうね。
(けっこう暗めの顔の人が多い様な気がしますが・・・・)
IT Mediaビジネス On Lineによると新入社員からの退職代行サービスに依頼が相次いでいるというのです。
4月1日から10日まで間に、退職代行サービス「モームリ」への依頼者数は449人。そのうち新入社員からの依頼は65人で依頼全体の13.5%でした。
昨年の依頼者数は4月で20~30人程度でしたが、今年は「モームリ」がメディア出演などの影響もあって殺到しているそうです。
まだ研修中じゃないですかね?・・研修で会社や業務が見えちゃった?
会社選びで何してたのでしょうね、給与や休暇で選んだのでしょうか?

入社直後に退職を希望する新入社員の退職理由

「モームリ」に4月1日から10日までに寄せられた、退職理由は
1位 業務内容や雰囲気が合わない
2位 契約内容や事前説明と勤務実態が違った
3位 人間関係が合わなかった
4位 精神的・肉体的に限界を迎えた
5位 キャリア・給与面

昨年4~5月の新卒依頼者52人の退職理由
1位 事業内容が合わない
2位 精神的・肉体的に限界を迎えた
3位 人間関係・職場の雰囲気が合わなかった
4位 契約内容や事前説明と勤務実態が違った
5位 入社前とのイメージが違った

となっています。
今年の実際の声を拾うと
「事前に聞いていた内容と違ったり、聞いていなかったりしたことが多かった。自分がやりたかったことではないため、キャリアプランが不安になり、目標としていた仕事を探し直したい」

「上司や同僚に対し不満はない。自分自身と会社の風潮が全くマッチしない状態が続き、一気に心身ともに落ち込んでしまった」

「体力・精神面がどちらも辛くなった。バイトの時から誰にも相談できず1人で抱え込み、入社後も毎日苦痛だった」

「研修初日からずっとモヤモヤしていて、夜中に泣き出したり食欲が無くなったりと精神的に限界が来てしまった」
となっています。
こうした退職理由のうち、「業務内容や雰囲気が合わない」が最多を占めるといいいます。
注目すべきは今年2位と昨年4位です。順位が入れ替わっており、これは事前の会社訪問などでの調査不足なのか、企業側が誤った情報発信をしているかのどちらかになります。
「きいてないよ・・」と学生ならばいえるのでしょうが、社会人になったら「きかれてないよ・・」と言い返されてしまいますね。
よほどのブラック企業じゃない限り、事前の説明と勤務実態が大きく異なるなんてことはないと思うんですけどね。
社風や雰囲気も会社を訪問した瞬間に感じるものなんですけどね。

一種のカエル化現象でしょうか?

蛙化現象とは、好きだった相手に好意を持たれた途端、嫌悪感を抱いてしまう現象のことです。つまり、恋に恋する私への好意が、恋が現実になった途端に好意の対象が私から相手に移ることで、嫌悪感になってしまう現象。
Z世代の間では「好きな人のささいな行動で気持ちが冷めてしまうこと」の意味合いで使われるそうなんです。
入社直後に退職を希望する新入社員の行動に似ていると思いませんか?
退職を希望する新入社員は、憧れている会社で働く自分の未来に恋していたのに、会社勤めが現実になって恋する相手が会社になった瞬間に冷めてしまう。そして、研修で会社組織の抱える矛盾に直面して逃げ出してしまうというのではないでしょうか?
事前の調査が足りないと指導したところで、この状況ではまた同じことをしてしまうことは、避けられないかもしれません。
会社組織は、多かれ少なかれ矛盾を抱えているとアドバイスしても、嫌いな理由なんですから意味がない。恋が始まる時に好きだったところが、別れの理由になるようなものですね。

僕としては人生は長い、何度でも挑戦してみればいいと言ってやりたい。
好きな環境でやりたいことをして生きる方が良い人生だと思います。
ただね、やりたいことって辛いのを辛抱して何かをやらないと見つからないという事実も教えてあげないといけませんね。
No pain No gain ですね。

それでは今日はこの辺で失礼します。
話のネタに困ったら使ってくださいね。

皆さんからのサポート心よりお待ちしています。。。
よろしくお願いします、
スキとフォロー、コメント、とてもうれしいです。 

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?