福岡にやってきました。ライブのための旅行なのですが、行ったことがない山口県を回った後、なんとか高速バスで乗り込んできました。

福岡なら、とにかく美味しいもの食べて飲んででいいよね。そう思って無計画のまま博多・天神へ。福岡といえば、ラーメン、明太子、もつ鍋あたりかなあとぼんやり思っていました。

ライブ前の腹ごしらえで早速ラーメン屋さんへ。二代目けんのすけ天神本店に来ました。実は私はラーメン屋さんでラーメンを食べた経験が極端に少なく、かなり緊張していました。ラーメン屋さんって場所によっては怖いイメージがあって、全部食べられるかなとか、注文方法を間違っちゃったらどうしようと、美味しさの前にそんなことが気になっていたんです。

ただ、こちらのけんのすけさんはとてもオープンな雰囲気で、美味しいラーメンに集中することができました。もちろん豚骨ラーメンをいただいたのですが、細麺がスープに絡んで黙々と食べ進めてしまいました。後、有明のりが香り豊かで美味しすぎました。土地のものをとっている感が最高。

子供用のとりわけ皿がもらえると店内の案内が出ていたり、テーブル席でお昼から飲んでいる団体がいたり、ここなら自分のペースで頼んで食べても大丈夫だと思えました。本場で安心して美味しいラーメンがいただけるの、ありがたかったな〜。

そしてKing Gnuライブです。鳥肌ものだったし、煽られてみんなで大合唱するという経験も初めてだったので、驚くほどアドレナリンが出ました。

ライブの後は時間が読めず、行きたかったもつ鍋屋さんは予約なしでは入れませんでした。気を取り直してチェーンの安居酒屋へ。結局はお酒が飲めればいいんです。ミニもつ鍋も食べられて満足しました。

博多二日目は、福岡でやりたいことはやりきろうの日。太宰府天満宮に行って明太子を食べる、ただそれだけです。ちなみにこの二つは、修学旅行の時に超特急でかすったけれどあまり記憶に残っていない二つで、高校以来のリベンジでした。

明太子をどこで食べるかという話になったとき、まず「めんたい重」という鰻重の明太子版が思い当たりました。なんせ、人気店で評価も高いのです。ホテルから散歩がてら中洲を目指して歩きました。ところが、着いたらそこには百人以上の行列。お腹も空いていたので諦めて別の場所を探します。

そこでたどり着いたのが福岡名物「めんべい」のお店でもある、福太郎のご飯やさん。明太子の午前がなんと税込み一千円。しかも明太子とご飯はおかわり自由なのです。なんてサービスでしょう。

ご飯のおかずがどれも美味しく、白米のおかわりなんて滅多にしない私ですが、明太子もご飯もおかわりしてしまいました。とてもおすすめです。ちなみに、開店時間にはすでに十組ほどが待っていたので、こちらもやはり早く来るのがおすすめです。

二階がお食事どころで、一階がお土産スペースとミニカフェです。明太フランスもとっても美味しそうでした。

さて、お腹がいっぱいになったところで太宰府天満宮を目指します。「旅人（たびと）」というときめく名前の列車に揺られ、観光客で賑わう朱色の駅につきました。

太宰府天満宮は海外の観光客が多く訪れているようです。高校の時はこんな感じだったっけ、といろんなところの記憶が巻き戻されます。

大きな門をくぐり、いざ本殿へ。厄なのかわからないけど、祓ってもらてるならやってもらいましょう。

ちなみに、中には庭園もあります。お散歩もなかなかに楽しめる広さでした。

おみくじをひいてみることにしました。こういうのは好きで、お参りするたびに運試ししてしまいます。

お守りも買うことにしました。「心守」という素敵なお守りがあったので、それにしてみます。

場内はちょうど梅まつりをしているほど梅の花が綺麗でした。つぼみがちょうど咲きかけたころで、写真を撮る人も多かったです。

少し休憩のために周辺のカフェへ。住宅街の中に隠れているチーズケーキ研究所にきました。

チーズケーキだからか、モチーフはねずみです。可愛らしくて、思わず写真を撮ります。

そしてチーズケーキもがっつりなのです。私はさつまいもとかぼちゃのチーズケーキ（1,600円）、彼はりんごと栗のチーズケーキ（1,600円）をいただきました。

素材がそのまま生かされていて、チーズ部分は濃厚×ふわふわでとっても美味しいです。

お腹いっぱいになったので、少しだけ散歩をすることに。太宰治の駅から国立博物館までが遊歩道になっていたので、歩いてみることにしました。

なかなかに近未来な動く歩道をぬけると、博物館と休憩所があります。足湯カフェもオープンしたばかりということで、くつろぎたい方にはおすすめです。

私たちはお腹いっぱいだったこともあり、カフェには入らず、博物館の外観だけ見て空港に向かいました。美味しいものばかりを食べたいい二日間でした。

無事帰ってきました。こちらは福太郎で買ったかりんとうのお土産。さっそく食べてしまって、帰ってきてもグルメな福岡旅はこれにて完了です。