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三浦果実名義の作品

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詩なのか現代詩なのかよくわかんないす。三浦果実名義の作品集
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記事一覧

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これもまた過去にネット詩掲示板に投稿した自分の作品をnoteに移してゆく連載記事なんですが、そもそも、なんでこの作業をやってるかというと、私は自分の作品のバックアップを残してなくてですね、そういう概念がなかったというか。ちなみに私は著作権フリー主義者で、このイズムの有名な方では、内田樹さんとか町山智浩さんとか。たとえば自分の作品が勝手に使われてたとする。何ら問題ないです。私の作品で商売をされた。何

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あなたは嘘をついている

あなたは嘘をついている

 あなたは他人の詩や記事を読みますか?私はけっこうな量を読んでいます。それはネット詩で鍛えたので。特に知人でも友人でもない他人の作品を私は7年間読み続けた。多い時には月に200作品。他人の作品に書いたコメントの数は2,300コメント。なかには3,000文字を超えるものもあったし、かなりの長文コメントを深夜に書いていて、数時間を費やした後に「このコメントはなんか違う」ってなってコメント送信せずに消す

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(╹◡╹)

(╹◡╹)

ネット詩には幾人かの強烈な詩を読む達人がいた。なかでも大変学ばせてもらった感が強い人が1人いて、その方が「この作品は良い」と褒めてくれたことがあった。それがこちらの絵文字をタイトルにした作品。この作品だけでなく、「作者が女性」という設定で書いた作品が私にはかなりある。しかもその設定は年齢から名前、職業、学生、住んでいる地域、異性の好みなど細かい設定をする。この手法は漫画家岡崎京子さんからの影響だと

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魔法はある

魔法はある

 私と同年代のおぢさんたちの記事に考えさせられるところがあり、超歌手大森靖子さんと私の関係を記事にして投稿することにしました。他言無用でお願いします。

 つまるところ、私のようなおぢさんが前のめりに語れば語るほどに賢らの若者たちは引いてゆく。なぜならば、この国が富にあった時期に私は半生を送れていて、私なんかよりもずっとずっと賢き頭脳を持ちながらも若者たちは貧しき今を生きているのだから、その、格差

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ディアハンター

ディアハンター

アレゴリーを使って書いたら、とてもビックリされた作品。詩らしい作品を一つぐらいは残しておこうという今回。

         ✳︎

ディアハンターは鹿を狩る
鹿を狩ることが楽しくてしかたがない

森に流れる川が雪で埋もれる
水面の雪が多く集まる場所では
清々しいが散見され
ディアハンターは清々しいを楽しむ
鹿はそのことを知らない
餌を探しながら
水面へ近づくと
表情が豹変したディアハンターが銃を

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くだらないこと

くだらないこと

 「家族」はどうしても書きたい、書かなければ死ねない私の命題。それを小説として物語としてこの世に残したいと請い、筆力を増したいが為に7年前、ネット詩に足を踏み入れた。

 以前にも記事にしたけれども「いいね」という軽い機能ではなくて、書いたものへダイレクトに、且つ自分が受け入れ難い評を時には長文で、時には人格までも否定され、無償の労力によるコメントをいただける空間がネット詩。

 他人依存して芸事

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手紙

手紙

ネット詩活動のなかで書いた作品を全てnoteに移してゆくつもりで、今回は手紙という作品。はっきり言って、これも歪んでいる。これをもう一回読み直してみて、ホントに頭おかしいと思った。この作品、つまりおぢさんが女子中学生とネット詩投稿掲示板で知り合って友情を作ったって内容になってるんだと思うが、いやなんかおかしい。この作品については倫理観の視点から批判を多くいただいた記憶がある。ただ、そういった批判は

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流れ星

眠れていなかった直線道の僕の家族たちは
眠っていればよかった

現実のすべてを
おそれすぎた
僕の家族たちは

騒々しく
問うことを続け

指を撥ねられ
くたくたになった
おとうさんは
死にたくないよと
おかあさんを

僕が生きればいいという
おねえちゃんは
ずっと
忘れていなさいねといった

わからないよと
答えてみたは
いいけれど
黙って
生きれば
いいのかと

眠ってるまま置き

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残念ながら はっぴー

残念ながら はっぴー

この7年間、ネット詩というクラスターに身を置いていたので、112作品も書いていた。こんなことを私は書いて投稿していたのかと、忘れていた作品もある。なかでも、表題の通りタイトルがついているこの作品、一体、私は何がやりたくてこんなことを書いて人様に読ませていたのかと、肩を落としてしまう。残念。

         ✳︎

わたしたちの詩はどうでもいいメロディーよりもさらにどうでもよくてあなたが書いてい

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