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たくさんチャレンジしたほうがいい

【設問】
あなたは経営者だとします。
起業に2回成功した人と、起業に3回失敗した人。
どっちを採用しますか?

「世界のトップコンサルタント、25人」にも選ばれた内田和成さんは、
イスラエルの経営者からそう聞かれて、ショックを受けた。

イスラエルは人口900万人、面積は四国ぐらいだけど、
「Startup Nation(スタートアップの国)」といわれるくらい、
年間800から1000社の企業が生まれる国。

内田さんは
「そりゃ2回成功した人だろ」
と答えたが、経営者は
「わたしなら3回失敗した人を選ぶ」
と。なぜなら、
「経験値は3回起業したほうが上、たくさんチャレンジしたほうがいい」

ショックだったのは、
確かにそうだと思ったのがひとつ。
もうひとつショックだったのは、
成功=善、失敗=悪
というバイアスが自分にはかかっていたと気がついたこと。

そしてさらにショックだったのは、
日本という国では3回失敗したら生きていけない、
世間からダメ人間の烙印を押されてしまう社会だということ。

わたしは内田先生からこのエピソードを聞いて、
本間正人先生が、
「『失敗』じゃなくて、まだ成功していないだけ、『未成功』だ」
といっていることを思い出した。

もうひとつ。
不登校もこれだな、と。
学校に行くのが当たり前のことで、学校に行けないことはダメなこと。
これはバイアスだな。
不登校の子も、なにかにチャレンジしている。