まずは男女の違いを知ることから

今月は結婚・出産や男女関係についてフォーカスする月間。結婚して何年もするとやがて倦怠期が訪れたり、仮面夫婦になってしまうケースも世の中的には多々あるようです。男女の仲が修復不可能になってしまう原因というのは、一瞬で形成されるものではなく、日常の些細なボタンのかけ違いから少しずつ心が離れていって、ある日限界に達した時に「もうおしまいだ」となることが多いのではないでしょうか。もしくは、決定的な出来事が起きてしまい、そこからこれまでの不満が爆発してしまうことなども考えられます。

10年以上前に流行ったものですが、7~8月にかけて『話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く』(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著)(リンク先アマゾン)という本を読んでいました。ベストセラーになった当時の子どもの頃に読んでも意味不明だったと思うのですが(性の話も多いし)、大人になってから読むと理解・共感できる部分が多く、とても面白かったです。あの内容がすべてとは思いませんが、根本的な男女の違いを知ることにより、相手(異性)のことを受け入れられるようになったり、相手の立場に立ってものを考えられるようになったりと、コミュニケーションが円滑になる助けになると思います。男女の違いについて学ぶようになってから、「私は女だからこういう風に思いがちなのかもしれない」とか「自分の感覚ではこれが当たり前だけど男性は違うのかもしれない」と思うことも増えました。

男と女は根本的に全く違う生き物と言っていいくらい性質が違う部分があって、そういったことに対する理解の欠如が世の多くのすれ違いの原因になっている場面が多々あると感じます。よくあるのが、夫は仕事を頑張って成果を出し、お金を稼ぐことが妻や家族への愛情表現だと思っているけれども、妻や家族はそんなことよりも自分たちの相手をしてくれる、大切にしてくれる夫、父親を望んでいたりするケース。仕事でどんなに活躍していても、妻や子どもをないがしろにする夫、父親というのは、良い夫・父親とは言い難いのではないかと思います。そういったすれ違いから、気づけば心の距離がどんどん開いていって…妻子が出て行ってしまう、といった話はごくありふれていますよね。良好な関係を保つためには、双方のコミュニケーション、お互いの歩み寄りや忍耐、たゆまぬ努力が本当に必要なんだろうなと、未熟者ながら想像しています。

本を読んでいても日常生活の中で見聞きするあれこれの中でも一番大事だなと思うのが、やはり「性」に対する男女の認識の違いです。この部分を理解していないと、男女の人間関係はこじれにこじれまくるんだなということを実感します(笑)。女性から見ると「えー信じられなーい」と思うようなことであっても、男性の特質、性質を考慮すると、どうしようもない面もあったりするんだなと感じる場面も多いです。男女の性による違いがあることはどうしようもないことであって、「それはおかしい!」と言って怒鳴りつけたところで変わりようがない部分はあるのだと思います。とはいえ、性欲をコントロールできるかどうかというのは男性の精神的成熟度が如実に表れる部分だと思いますし、貞操観念というのは男女ともに個体差が非常に大きいものなので、本人の意識や努力によってなんとかできる部分でもあると思います。男女の性差を理解した上で、それでも貞操観念が高い人を相手に選びたいし、自分もそうでありたいなと日々思っているところです。

日々一緒にいると「私のパートナーって本当にこういうところがダメで…」と思う部分も出てくるのが当たり前で、それを抑圧すると本当に病気になったりある日爆発したりするのであまり賢明ではないと思います。それはもしかするとそのパートナーに限った特質ではなく、「異性は(誰しも・基本的に)そういうもの」というケースもあるのかもしれません。自分の内面の投影で相手を嫌だなと思うこともあれば、男女の違いにより理解不能!となることもあれば、たまたま機嫌が悪い時だったとか、不満の理由は様々だと思います。いずれにしても、とにかく相手が悪いと責めるのは一番良くないというのが私の考えなので、偏った見方にならないように男女の違いについても学ぶようにしています。親しい男女間のコミュニケーションは本当に難しいものですが、ちょっとの努力、知っているか知っていないかで差が出ることも多いです。男女お互いが相手を理解し、歩み寄っていくことが何よりも大事だなと感じます。

オフ会リクエスト募集中~→オフ会・イベント情報

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

「note見た」で友達申請→村上遥のFacebook

Twitter再開しました!→Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?